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Magic uniPaaS V1Plus FAQ

Products - FAQ

 

Magic uniPaaS V1Plus 動作環境

Magicの動作環境は?

最新の対応サポートDBMS、対応OSは?

Windows Server x64 (64bit) Editionは、サポートされていますか?

Windows Server 2008 についてのみ対応しています。 WOW64上で正常に動作することを確認しています。但しWOW64に関する一般的な制限事項が適用される場合がありますので、詳細は以下のURLを参照してください。
http://support.microsoft.com/kb/896456/ja

Windows Server x64 (64bit) Editionの環境で、DBMSを使用する上で注意する点はありますか?

Magic uniPaaSは32ビットアプリケーションなので、WOW64上で実行されることになり、各DBMSのクライアントライブラリもWOW64上で動作する32ビット版のものが必要になります。Magic uniPaaSの動作は、利用しているDBMSのクライアントライブラリがWOW64での動作を保証していることが前提となりますので、各DBMSベンダーに確認してください。

Magic uniPaaSのクライアント製品は、Windows Vista/7 x64 (64bit)環境でサポートされていますか?

Windows7についてのみ対応しています。WOW64上で正常に動作することを確認しています。
詳細は、動作確認レポートを参照してください。

Windows7 XPモードでのMagic uniPaaS V1Plusの使用はサポートされますか?

サポートされません。

 

Magic uniPaaS V1Plus Magicライセンス関連

旧バージョン(dbMAGIC V8、Magic eBusiness Platform V9/V9Plus、V10/Magic uniPaaS V1)をMagic uniPaaS V1Plusにバージョンアップしたいのですが?

最寄りの営業所にご確認ください。

uniPaaS Studio V1Plus はハスプを使用していますか?

使用していません。インストールベースのライセンスとなり、特定のPC1台にのみインストール可能です。

uniPaaS Studio V1Plus-起動してプロジェクトをオープンすると「使用ユーザ数の上限を超えました。」のメッセージが表示されます。

同一のライセンスを複数PCで使用している場合に表示されます。各PC毎にライセンスを準備するようにしてください。

uniPaaS Client V1Plus をインストールする拠点(サイト)が分かれている場合、どのような購入形態になりますか?

拠点(サイト)毎に分割して購入して頂くことになります。

移動して使うノートPCでuniPaaS Clientを使う場合、どのようなライセンスが良いですか?

uniPaaS Client V1Plus をノートPCにインストールし、ネットワーク環境、モバイル環境を切り替えて使用する場合は、1ユーザ版を使用してください。

uniPaaS Client V1Plus-同時アクセスユーザの意味は、何ですか?

同時に使用するユーザ数で管理するライセンス形態のことです。
uniPaaS Client V1Plusをファイルサーバ上にインストールし、複数のPCで共有する形態になります。
同時にアクセスしているユーザ数で管理されます。全PC台数分のライセンスを購入しなくても良いので、導入費用を抑えることが出来ます。(例:50ユーザ版使用時に、100台のPCで共有して同時には50ユーザが使用可能となります)
ただし、1ユーザ版、及びネットワークセグメントを越えて複数ユーザ版を使用する場合は、インストールベースのライセンスとなります。

uniPaaS Client V1Plus-複数ユーザ版(同時アクセスユーザ)の場合に、クライアント側には何をインストールするのですか?

uniPaaS Client V1Plusの本体は、ファイルサーバ上にインストールしますので、クライアント側にはuniPaaS Client V1Plusへのショートカット作成や、必要に応じてクライアント側のローカルDBをインストールします。

uniPaaS Client V1Plus-サイト単位で使用するライセンス形態、またはパッケージで使用するライセンス形態等の、ライセンス形態はありますか?

最寄りの営業所にご確認ください。

uniPaaS Client V1Plus-ライセンスサーバを使用しますか?

使用しません。これにより、以下のようなメリットがあります。

  • 事前ユーザ登録が不要(ユーザ登録が無くても使用可能)
  • ライセンスサーバのPCが不要
  • ホストIDが不要になり、導入時、システム変更時の作業負荷の低減

uniPaaS Client V1Plus-起動してまもなくして「使用ユーザ数の上限を超えました。」のメッセージが表示されます。

V10/Magic uniPaaS V1/V1Plusでは、ライセンスサーバを使用しなくなったため、ライセンスのチエックに時間が掛かるようになりました。 起動後、約20秒後に使用ユーザ数の上限を超えている場合は、上記のメッセージを表示します。 その後、約1分後にMagic uniPaaS は終了します。
従って、同時アクセスユーザ構成の場合は、以下のような考慮が必要です。

  • 運用での回避:
    エラーダイアログが表示されたら、即時に入力作業を終了しMagic uniPaaSを終了するようにする。
  • アプリケーションでの対応:
    アプリケーション側でログインしているユーザ数とMagicライセンス数をチエックし、超えている場合はエラーメッセージを表示し終了するようにする。
  • インストールベースライセンスにする:
    クライアント台数分のライセンスをご購入となります。

uniPaaS Client V1Plus-複数ユーザ版に別途ユーザ数を追加したいのですが、累計したライセンス数で同時アクセスユーザを実現するにはどうすれば良いですか?

ライセンスを累計する必要があります。
ライセンス累計申請が必要になりますので、詳細は最寄の営業所にご確認ください。

uniPaaS Enterprise Server V1Plus-スレッドライセンスは何を意味しますか?

uniPaaS Enterprise Server V1Plus、uniPaaS RichClient Server V1Plusは、複数のクライアントから出されるリクエストに対して処理を行いますが、同時に処理できる処理数を意味します。
一般にスレッド数が多いほど、同時に処理ができるためパフォーマンスが向上します。 もし、スレッド数が不足した場合は、リクエストはキューイングされて待ち状態となり、スレッドが開放されるのを待ちます。
また、uniPaaS RichClient Server V1Plusは、スレッド数の管理だけでなく、同時ユーザ数の管理が行われます。

uniPaaS V1 スレッドライセンス

バージョンアップした場合、旧バージョンのライセンスは、どうなりますか?

原則、以下のようになります。
開発版:
乗継-旧バージョンは、メンテナンス用に移行後も継続して使用することが可能です。
実行版(サーバ製品も含む):
差替-旧バージョンは、新バージョンに移行後、旧バージョンの使用権を失います。 ただし、システム移行目的で使用する場合に限り、最大90日は並行使用が可能です。

ASP、SaaSで使用する場合、注意することがありますか?

通常のライセンスは、エンドユーザの自社使用目的でのみ使用可能です。
ASP(Application Service Provider)、SaaS(Software as a Service)でMagic製品を使用する場合は、個別の契約が必要となります。
他のソフトウェア(DBMS等)においても同様に注意が必要です。
事前にご確認ください。

uniPaaS RichClient Server V1Plus - V1とのライセンスポリシーの違いは何ですか?

V1でのライセンス
V1では、スレッド数と同時アクセスユーザ数によりライセンスが管理されています。
スレッド数は、ユーザ数の1/10が提供され、V1のRIA処理は、常にuniPaaS Enterprise Serverのスレッドライセンスを使用して処理されます。
例えば、100ユーザの構成の場合、10スレッドが提供され、全スレッドをRIA処理として使用した場合、RIAのリクエストは、同時には最大で10リクエストが処理される事になります。 10以上のリクエストが同時に来た場合は、リクエストはキューイングされて処理中のりクエスタが終了しキューが開放されるのを待たされることになります。

RIA処理のスレッド数に余裕がある場合は、RIAライセンスでは処理できない、Web(マージ)、非同期バッチ処理(アプリケーションパーティショニング)で使用するが可能です。 逆に、処理時間が長いリクエストが多いものや、リクエストが多数発生するようなアプリケーションでは、RIA処理で提供されているスレッド数では不足し、スレッド数の追加が必要なケースも考えられます。

V1Plusでのライセンス
V1Plusでは、同時アクセスユーザ数のみでライセンスが管理されるようになりました。 RIAの処理として使用するスレッド数は考量に入れる必要が無くなりました。 各インスタンス毎の最大ユーザ数分のスレッドで処理されますが、RIAの処理としてのみ使用可能であり、Web(マージ)、非同期バッチ処理で使用することは出来ません。
マルチインスタンス起動
V1では、マルチインスタンス起動や、並行実行した場合、5セッションまでは1ユーザのライセンスとなっていました。 ただし、プロキシー構成等のためにクライアントIPが正しく認識できない構成の場合は、1セッションで1ユーザのライセンス消費となっていました。
V1Plusでは、プロキシー等の構成も関係なく、PC上でのマルチインスタンスや、並行実行した場合も、常に1ユーザとして処理されるようになります。

uniPaaS RichClient Server V1Plus - uniPaaS RichClient Server V1Plus for Mobile との違いは、なんですか?

uniPaaS RichClient Server V1Plusは、Windows RIA、Windows Mobile RIAの両方で使用可能ですが、uniPaaS RichClient Server V1Plus for Mobile は、Windows Mobile RIAのみで使用可能です。

 

Magic uniPaaS V1Plus インストール関連

Magicで開発されたアプリケーションパッケージを簡単にインストールする方法はありませんか?

AIU(Application Installation Utility)を使用すると、お客様が開発したMagicアプリケーションとMagic uniPaaS V1Plusを同時にインストールすることが可能です。 AIUは、Magic uniPaaS 製品CD-ROM、またはアップデートライブラリよりダウンロードすることができます。
ライセンスに関しては、最寄りの営業所にご確認ください。

 

Magic uniPaaS V1Plus DBMS関連

Oracle 8/8i/9i はサポートされていますか?

Oracle 9i R2 (9.2) 以降のみサポートされています。
9.0 およびそれ以前のOracleはサポートされません。Unicode対応のAPIがOCIライブラリでサポートされていないため、Unicodeの使用の有無に関わらず、Magic起動時にエラーとなります。

Magic uniPaaS V1Plus にはDBMSがバンドルされていますか?

uniPaaS Studio および uniPaaS Client 製品には、以下のDBMSがバンドルされています。 (2015年5月現在)

  • SQLServer 2008 Express Edition
  • Actian PSQL v12 Workgroup for Magic 5ユーザ
  • Pervasive PSQL v11 Workgroup for Magic 5ユーザ 

uniPaaS Enterprise Server、uniPaaS RichClient Server 製品には、DBMSはバンドルされていません。

参考:Actian PSQL v12 for Magic:バンドル版

バンドルされているDBMSの、制限事項はなんですか?

SQL Server 2008 Expressは、フリーで使用できるDBMSで、DBMSのサイズ、メモリ等の制限があります。
尚、弊社からもDBMSベンダからもサポート・メンテナンス等はありませんので、これらの製品の利用は、開発・テスト段階での利用に止め、実運用環境においては、DBMSベンダからのサポートを受けられる正式製品をご利用されることを強くお勧めいたします。

Pervasive PSQL v10 Workgroup は、5ユーザの正式製品版がバンドルされています。弊社とサポート契約を締結しているお客様には、Magicサポートセンターでサポートを提供しております。

 

Magic uniPaaS V1Plus DBMS関連-Pervasive PSQL

Magicのアプリケーション開発時にプロジェクトファイル用として、Pervasive PSQLが必要ですか?

いいえ。
V10/Magic uniPaaS V1/V1Plusでは、プロジェクトファイル(従来のMagicコントロールファイル)が、XMLファイル形式となりました。
又、実行時には、キャビネットファイル形式(V9のフラットファイルに相当)にして使用します。

Pervasive PSQL v10 Server版が別途必要になる場合は、どのような時ですか?

開発環境 (uniPaaS Studio V1Plus) および実行環境(uniPaaS Client V1Plus)の場合

  • 6台以上のPCでPervasive PSQLのデータを共有して使用する場合。
  • 5台までは、製品にバンドルされている Pervasiveを使用することが可能です。

実行環境(uniPaaS Enterprise Server V1Plus/uniPaaS RichClient Server V1Plus)の場合

  • Pervasive PSQLのデータをuniPaaS Client やその他のアプリケーションと共有する場合。
  • Pervasive PSQL Internet/Intranet Licensing が別途必要な場合があります。 インターネットあるいはイントラネット環境において、Pervasiveのクライアント・ソフトウェアを使わずに、Web Serverやアプリケーション・サーバー経由にてご利用頂く場合に必要なライセンスです。このライセンスにより不特定多数のインターネット・ユーザーならびに無制限のイントラネット・ユーザーがデータベースを利用することができます。

参考:Actian PSQL v12 for Magic:バンドル版

 

Magic uniPaaS V1Plus Magicの製品仕様

uniPaaS Enterprise Server V1Plus-どんな時に使用するのですか?

Webアプリケーション、3階層のC&Sシステム(アプリケーションパーティショニング)を実装する場合に使用します。

uniPaaS Enterprise Server V1Plus-何スレッドあれば良いのですか?

構築するアプリケーション、システム構成により異なります。
uniPaaS Studio V1Plusは、一部制限がありますがuniPaaS Enterprise Server V1Plusの機能を有していますので事前評価を行うことが可能です。
又、事前評価のために、uniPaaS Enterprise Server V1Plusの期限付きライセンスの貸し出しも行っていますので、最寄りの営業所へお問合せください。

V9Plus のアプリケーションは、Magic uniPaaS V1Plusでそのまま動作しますか?

動作しません。
Magicコントロールファイル(MCF、MFF)のバイナリ互換性がありません。 旧バージョン(V9Plus V9.4SP6a およびそれ以降のバージョン)にてリポジトリ出力し、マイグレーションツールで移行する必要があります。 基本的には上位互換となっていますが、機能削除、新機能の追加、不具合の修正等に伴う、細かな動作の違いが発生する場合があります。詳細は、Readme等をご確認ください。

V10/Magic uniPaaS V1のアプリケーションは、Magic uniPaaS V1Plusでそのまま動作しますか?

動作しません。
プロジェクトキャビネットファイル(ECF)のバイナリ互換性がありません。
プロジェクトは、V10/Magic uniPaaS V1にてリポジトリ出力し、Magic uniPaaS V1Plusでインポートし、プロジェクトを再構築する必要があります。
基本的には上位互換となっていますが、仕様変更、機能削除、新機能の追加、不具合の修正等に伴う、細かな動作の違いが発生する場合があります。詳細は、Readme等をご確認ください。

バージョン管理とは、何ですか?

プログラム開発において、ソースコードやリソースデータなどの変更履歴を管理するシステムのことです。Magic uniPaaS V1Plusでは、プロジェクト管理のためにデータベースを利用するといった手間を省き、各プロジェクトソースは既定のXMLスキーマによってXMLドキュメントとして記述し保存されるようになりました。Magic uniPaaS V1Plusの標準的なバージョン管理機能として、オブジェクトへのチェックイン/チェックアウト、前バージョンへの復帰、最新バージョンの作成、各バージョンへの名前付け、バージョン間の内容差異を確認することなどが利用できます。

バージョン管理のために別製品を購入する必要がありますか?

Magic uniPaaS V1Plus はバージョン管理のために、SCC(ソースコードコントロール)APIをサポートするサードパーティ製のバージョン管理製品を利用します。現在はMicrosoft Visual SourceSafe 6.0d 以上、CVS(CVSNT)のみを正式サポートしており、Microsoft Visual SourceSafe はMicrosoft社より購入する必要があります。 CVS(CVSNT)は、無償のオープンソースのバージョン管理ソフトウェアです。
Microsoft Visual SourceSafe は、CVSに比べパフォーマンスが良く、制限が少なく、便利な周辺ユーティリティも使用することができます。本格的な開発を行う場合には、Microsoft Visual SourceSafe をご利用になることをお勧めします。
Microsoft Visual SourceSafeの後継ソフトウェア、Team Foundation Server 2010を使用することも可能です。詳細は、動作確認レポートを参照してください。

バージョン管理を行わずにチーム開発のみを行うことができますか?

いいえ。
Magic uniPaaS V1Plusでは、バージョン管理機能を使用してチーム開発を行います。従って、バージョン管理を行わず、チーム開発だけを行いたい場合でも、バージョン管理ソフトを導入しておく必要があります。

バージョン管理ソフトウェアを使用せず、プロジェクトのソースファイルを共有してチーム開発を行うとどうなりますか?

バージョン管理ソフトウェアを使用せず、ネットワークのファイル共有を通してプロジェクトのソースファイルを直接共有して開発を行うとアプリケーションが破損しますので絶対に行わないようにしてください。

マルチインスタンスとマルチスレッドの違いは?

Windows版の場合、マルチインスタンスは、プロセスに該当します。マルチスレッドは、一つのインスタンス(プロセス)上で複数のスレッドと呼ばれる処理を並行して処理することができます。 マルチスレッドは、マルチインスタンスに比べてリソースを共有することが出来るので、リソースの消費を低減さ せることが可能です。
マルチインスタンスは、障害が発生した場合に、他のインスタンスに影響を与えるケースが少なく、可用性を向上させることが可能です。
購入したライセンスをMagic.iniの設定により複数インスタンスに個々にスレッド数を設定することが可能です。(例:15スレッド → 5スレッド×3インスタンス)

Unicodeは、サポートされていますか?

はい。
オンライン処理でのUnicode文字列の表示やUnicodeデータ入力、各種ファイルIO、データベースのデータにも Unicode を利用することができます。
一方で、V9Plusまでのアプリケーションとの互換性を保つため、ANSI (日本語の場合は Shift-JIS)文字コードのサポートもそのまま残されていますので、既存のアプリケーションの移植にあたっても心配はありません。

仮想環境上での使用は、サポートされていますか? その場合ライセンスはどうなりますか?

仮想環境(Hyper-V、VMWare など)上で、Magic uniPaaSは実環境同様に動作しますが、仮想環境での動作を保証するものではありません。 仮想環境固有の問題についてはサポートできません。 サポートセンターにおいては、Hyper-V、VMWareの仮想化環境を用意しており、仮想化環境上で実行しているuniPaaS製品についての質問も受け付けますが、仮想環境上の固有な問題であると判明した場合には、それ以上の原因・対策の追求、HotFix等のご提供等の対応が出来ない場合があります。
またMagic uniPaaS製品は、他社のDBMS製品を通してデータにアクセスしているので、ご利用になるDBMS製品が仮想環境で動作保証されていることが前提となります。仮想環境における動作保証については、各DBMSベンダー様にご確認ください。

仮想化環境に固有な問題になる可能性があるものとしては、以下のようなものが考えられます。

  • サーバ製品でライセンスサーバも動作させる場合、HOST-IDも仮想化されるため、特別なライセンスを発行する必要がある可能性もあります。ライセンスサーバは仮想環境ではなく、実サーバにインストールすることをお勧めします。
  • 仮想化ソフトウェアの高可用性・負荷分散機能等を利用する場合、実ハードウェアでは想定されないような環境的変化がある場合があり、uniPaaSの動作に影響を与える可能性があります。
  • 仮想化ソフトウェア上でサーバ製品をフェイルオーバー構成で使用する場合、別途スタンバイライセンスが必要になります。
    ライセンスの詳細に関しては、最寄の営業所か、Webからお問合せください。

WTS(Windows Terminal Server)、Citrix XenAppで使用する場合の主な注意点は?

Magic uniPaaSは実環境同様に動作しますが、動作を保証するものではありません。
以下の点に注意してください。

  • Magic以外のアプリケーション(DBMSを含む)を使用している場合には、事前に動作確認、各ベンダー様の動作保証状況を確認してください。
  • Magicサポートセンターへは、通常のWindows環境での現象確認をして頂きお問い合わせください。
    WTS(Windows Terminal Server)、Citrix XenApp(Citrix Presentation Server/MetaFrame)環境で発生する固有の問題については各ベンダーにお問い合わせください。
  • Magic製品(uniPaaS Studio、uniPaaS Client)を接続可能なクライアント台数分のMagic uniPaaSライセンスの購入が必要になります。
  • ロードバランサによる複数サーバ構成で、同一PC上でuniPaaS Clientを複数(マルチインスタンス)起動して使用する場合は、同一クライアントの処理は同一サーバに配分する必要があります。
    もし、異なるサーバに配分した場合は、配分されたサーバ台数分のライセンスが消費されます。
    (例)同一PC上で、アプリケーションA、アプリケーションA、アプリケーションBを起動しそれぞれサーバA、サーバB、サーバCで起動した場合、3ライセンスが消費されます。

バージョン管理ソフトウェアを使用せず、プロジェクトのソースファイルを共有してチーム開発を行うとどうなりますか?

バージョン管理ソフトウェアを使用せず、ネットワークのファイル共有を通してプロジェクトのソースファイルを直接共有して開発を行うとアプリケーションが破損しますので絶対に行わないようにしてください。

OpenSSLの脆弱性 Heartbleed 問題は、Magic uniPaaS V1Plus に影響しますか?

Magic uniPaaS V1Plusでは公開された脆弱なOpenSSLを利用していないため影響はありません。

 

Magic uniPaaS V1Plus Magicリッチクライアント(RIA)

Magicリッチクライアント(RIA)とは何ですか?

クライアントサーバアプリケーションと同じ開発手法で、リッチ・インターネット・アプリケーション(RIA)の構築を可能とする業界初の革新的なテクノロジーです。 詳細は「インタラクティブなリッチクライアントの開発と実行」を参照。

他のリッチクライアント(RIA)と何が違うのですか?

従来のリッチクライアントシステムの構築では、クライアント側、サーバ側、及び通信・制御のためのプログラムをそれぞれ異なる開発言語、異なるスキルで別々に開発、メンテナンスが必要なため、アプリケーションを構築には多くの時間とコストを必要としていました。 Magicリッチクライアントは、リポジトリベースの「Magicフレームワーク」を使って、クライアント側とサーバ側を一元的に開発することができます。 クライアントロジックとサーバロジックが自動的に識別・分割・配布され、同期しながら実行されます。Magicがリッチクライアントシステムの複雑さを隠蔽し自動化するため、開発者はリッチなユーザインターフェースとビジネスロジックの記述に専念することができ、生産性とメンテナンス性が驚異的に高まります。

uniPaaS RichClient Server V1Plusはなんですか?

Magicリッチクライアントの実行環境を実現する、サーバ製品です。

RIAのシステムで、どのような場合uniPaaS Enterprise Server V1Plusが必要ですか?

uniPaaS Enterprise Server V1Plusは、主にインターネット(Webマージ)、アプリケーション・パーティショニング(長時間バッチ処理)、Webサービスのプロバイダ機能等に使用します。 RIAシステムで、Web(マージ)が必要な場合、長時間バッチ処理(集計処理、PDF生成等)が必要な場合に、uniPaaS Enterprise Server V1Plusを使用します。

リッチクライアントタスクからバッチタスク(同期型)で起動することは可能ですが、バッチ処理の間は、Httpセッションは接続状態になり、Webサーバ上のプロセスも常駐した状況になりリソースを圧迫します。 ネットワーク上の障害(タイムアウト等)により、システム障害発生のリスクが高まります。

従って、長時間のバッチ処理は、uniPaaS Enterprise Serverの使用し、非同期でバッチ処理を行うことを推奨します。 非同期でのバッチ処理起動は、コールリモート機能により通常のプログラムをコールするイメージで容易に実装することが可能です。

RIAのシステムにブラウザの機能を使用したいのですが?

ブラウザコントロールを使用すればMagic RIAの中に通常のブラウザ画面を表示、操作することが可能です。

クライアントとサーバ間は、どのような通信プロトコルを使用しますか?

クライアントは、Web(Http)サーバ経由でのみアクセスします。従って、Http(https)プロトコルのみでアプリケーション配布、データ、制御を行います。

開発環境は、どのような特徴がありますか?

同じ開発パラダイムで、リッチクライアント、C/S、N-Tier C/S、Webのアプリケーション形態を統合して開発を行うことが出来ます。開発者は、開発したプログラムをC/Sと同じように即時実行させて確認することが可能です。

Magic uniPaaSが.NET プログラムを生成するのですか?

Magic uniPaaSが.NETプログラムを生成することはありません。従って、Magic開発者は.NET 開発環境を必要としません。

V10でサポートされていたJavaはサポートされないのですか?

サポートされません。 .NETのみがサポートされるようになります。
V10で開発されていたアプリケーションは、リポジトリ出入力で移行することが可能です。
基本的には上位互換となっていますが、仕様変更、機能削除、新機能の追加、不具合の修正等に伴う、細かな動作の違いが発生する場合があります。詳細は、Readme等をご確認ください。

クライアント側で印刷する場合はどうなりますか?

通常、印刷を実施するとサーバ側で印刷されます。 これをクライアント側で印刷するには、①ブラウザコントロール機能を使用して、サーバ側で作成したPDFやReportsMagic等の印刷ツールを使用して表示/印刷する。②事前にクライアント側で印刷するプログラムをインストールし、印刷データを参照、又はダウンロード格納後に表示/印刷する方法が考えられます。

クライアント側で別プログラム(プロセス)は起動できますか?

可能です。OSコマンド/.NETインテグレーションが準備されています。

クライアント側のリソース (ファイル、DBMS、シリアルポートなど)は使えますか?

ファイル:使用可能です。クライアント側でOSコマンド/.NETインテグレーションを実行、 サーバからクライアントへバイナリ(BLOB)を転送することが可能です。
DBMS、他:直接のアクセスはサポートされませんが、他のプログラムを経由することにより使用することは可能です。

オフライン環境でも動作しますか?

現在は、サポートされていません。

オンライン動作中に回線が切れてしまった場合、ライセンスはどうなりますか?

コンテキスト非稼動タイムアウト(デフォルト10分)によりシステムリソース、及びライセンスは開放されます。

uniPaaS RichClient Server V1Plus と uniPaaS RichClient Server V1Plus for Mobileのライセンスを共存させることはできますか?

可能です。
同一ライセンスサーバに、ライセンスを登録します。
uniPaaS RichClient Server V1Plus、uniPaaS RichClient Server V1Plus for Mobile をそれぞれ異なるインスタンスで起動します。
同一のWebサーバを使用する場合は、URLの入り口を別けることになります。
(例)

uniPaaS RIA ライセンス共存

uniPaaS RichClient Server V1Plus for Mobileのアプリケーションは自動配布されますか?

自動配布される場合と、されない場合があります。
Windows Mobile(.NET Compact Framework)は、ClickOnce(マイクロソフトのアプリケーション配布機能)がサポートされていません。しかし、Magicアプリケーションの配布は、Magic自体が行っていますので以下のような範囲で配布が可能です。

  • Magic uniPaaSエンジンの更新-手動配布が必要
  • Smart Device Frameworkの更新-手動配布が必要
  • リッチクライアントインタフェースビルダの公開情報の変更-原則、手動配布が必要
  • Magicアプリケーションの更新-自動配布

 

Magic uniPaaS V1Plus ソフトウェア・メンテナンス

ソフトウェア・メンテナンスは、どの製品が対象ですか?

以下のサーバ製品は、ソフトウェア・メンテナンス対象製品です。

  • uniPaaS Enterprise Server V1Plus
  • uniPaaS RichClient Server V1Plus
  • uniPaaS RichClient Server V1Plus for Mobile

※初年度のソフトウェア・メンテナンス費は、商品価格に含まれます。

ソフトウェア・メンテナンスは、どのような種類がありますか?

スタンダード、エコノミーの2種があります。
スタンダードは、メジャーバージョンアップ、アップデート、テクニカルサポートが含まれ、エコノミーはアップデートのみが提供されます。

ソフトウェア・メンテナンス更新日を、指定することは出来ますか?

出来ません。
お客様のサイトで初回ご注文が出荷された日から1年後の翌月1日がソフトウェア・メンテナンス更新日として設定されます。

ソフトウェア・メンテナンスの更新を忘れてしまいました。後からでも更新できますか?

可能です。
ただし、ソフトウェア・メンテナンスの有効期間満了後は、未契約期間の通常費用の2倍の費用を支払うことにより継続することが可能です。

一部のライセンスに対してのみ、ソフトウェア・メンテナンスを更新することができますか?

出来ません。 サイトでご使用中の全ライセンス数分を更新してください。

同じサイト管理者が、複数のサイトを管理することは可能ですか?

可能です。

「メンテナンス更新日以降にリリースされたサービスパック(SP)等のモジュールを適用する場合、事前にライセンスコードの再取得が必要になる場合があります。」とありますが、再取得しなければどうなるのですか?

Magicが動作しない場合があります。
Magicのライセンス情報には、メンテナンス更新日が組み込まれており、Magicのアップデートモジュール(サービスパック)が確認をします。これは、パッチモジュールにおいても同様です。 通常は、インストール時にライセンス情報をチエックします。詳細は、Readme等を参照してください。

ソフトウェア・メンテナンスの更新をしない場合、使用しているMagicは使用できなくなるのですか?

いいえ。
アップデートモジュール(サービスパック)の適用が出来なくなりますが、継続して使用することが可能です。

ソフトウェア・メンテナンスが切れた状態で、ユーザ数の追加を行うことは可能ですが?

可能です。
Magic uniPaaS自体のモジュール更新(サービスパック、パッチ、HotFIX)を行わないのであれば、ユーザ数の追加は問題ありません。

1サイトに複数のサイト管理者を立てることは可能ですか?

出来ません。

ソフトウェア・メンテナンス-サポートは誰でも利用することができますか?

開発者の方を対象に、製品のインストールや使用方法に関するサポートを提供いたします。 お客様の利用部門の方を対象としたものではありません。

ソフトウェア・メンテナンス-サポートの適用範囲は?

  • 製品のインストールや使用方法に関する日常的、かつ短時間の質問に対するサポート
  • 現行版の製品のプログラム・コードに起因する障害に対するサポート
  • 製品資料の解釈のサポート
  • 修正策の情報提供

アプリケーション開発に関するサポートは含まれていませんので、その場合は、別途有償のテクニカルサポート(サポート契約)をご使用ください。

 

Magic uniPaaS V1Plus IBM i (System i、iSeries、AS/400)

uniPaaS IBM i Gateway 開発ライセンスを取得するにはどうすれば良いですか?

uniPaaS IBM i Gateway の開発10ユーザライセンスは、以下の方法で無償にて取得することができます。

<条件>
uniPaaS Studio V1Plusを1本は取得している。
Magicアプリケーションの開発にのみ使用できます。実行(運用)環境では使用できません。
<手続き>
Webからユーザー登録を行います。
  • uniPaaS Studio V1Plus又は、Magic eDeveloper V10の製品コード、シリアル番号を使用します。
  • HOST-ID(IBM i CPU-ID)記載が必要です。
  • V10/uniPaaS V1と同一IBM i環境で使用する場合は、V10/uniPaaS V1製品名、使用ユーザ数を連絡事項欄に記入してください。
  • 連絡事項欄に「IBM i Gateway 開発版」と記載してください。

uniPaaS IBM i Gateway の開発ライセンスと実行ライセンスの違いは?

開発ライセンスは、uniPaaS Studioで使用するライセンスです。
実行ライセンスは、実行(運用)時に使用するライセンスです。
uniPaaS Client、uniPaaS Enterprise Server、uniPaaS RichClient Serverで使用します。

<uniPaaS Clientの場合>
uniPaaS Clientは、原則uniPaaS Clientのユーザ数と同一のライセンスが必要です。 ただし、セッション数で制御されていますので、マルチインスタンスで使用する場合は、その分のライセンスが必要です。
並行実行の場合は、ライセンスの追加消費はありません。
(例)uniPaaS Client 150ユーザの場合、uniPaaS IBM i Gateway 実行 150ユーザ
<uniPaaS Enterprise Serverの場合>
uniPaaS Enterprise Serverスレッド数と同じライセンスが必要です。
(例)uniPaaS Enterprise Server 35スレッドの場合、uniPaaS IBM i Gateway 実行 35ユーザ
<uniPaaS RichClient Serverの場合>
uniPaaS RichClient Serverユーザ数と同じライセンスが必要です。
(例)uniPaaS RichClient Server 100ユーザの場合、uniPaaS IBM i Gateway 実行 100ユーザ

※複数製品を組合わせる場合は、累計したライセンス数が必要です。

uniPaaS IBM i Gateway開発用ライセンスは10ユーザですが、uniPaaS Studio V1Plus を10本以上使用する場合は、どのようになりますか?

uniPaaS Studio V1Plus の合計ライセンス数分を発行しますので、ライセンス申請時に、合計ライセンス数、全製品のシリアル番号を明記してください。

Magic uniPaaS を使うと、IBM i (System i、AS/400)の5250画面が自動的にGUI画面に変換されるのですか?

いいえ。
開発者がMagic uniPaaSでアプリケーションを開発する必要があります。
しかし、Magic uniPaaSはデータベースの定義取得機能やAPG機能がありますので、データメンテナンス等のプログラムは自動生成することが可能です。

Magic uniPaaS から、IBM i (System i、AS/400)上のプログラム(CL、RPG、COBOL等)をコールすることは可能ですか?

はい。
既存プログラムを簡単に呼び出すことができる関数が準備されています。また、IBM i 各種コマンド等も提供されています。

Magic uniPaaS でクライアント/サーバでシステム構成した場合、パフォーマンスは問題になりませんか?

Magic uniPaaS は、専用のミドルウェアを提供していますので、IBM i のクライアント/サーバ構成では非常に高速です。

IBM i (System i、AS/400)のマシンをリプレースする場合、ライセンスはどのようになりますか?

再発行が必要です。最寄の営業所か、Webからお問合せください。

Magic uniPaaS for IBM i は、IBM i の対話型CPWを使用しますか?

Magic uniPaaS for IBM i は、対話型CPW値の不要なバッチジョブで動作します。

Magic uniPaaS for IBM i の体験版は、無いのですか?

公開されているMagic uniPaaS 体験版ダウンロードには、uniPaaS IBM i Gatewayが含まれておりません。 最寄の営業所か、Webからお問合せください。