Magic uniPaaS V1 on Windows 7 動作確認レポート
マジックソフトウェア・ジャパン株式会社
カスタマーサービス本部 開発部
2010年4月9日
動作確認レポート
はじめに
このドキュメントは、Magic uniPaaS V1 による Windows 7 の動作確認テストの結果について記述したものです。
対象
- OS バージョン:
-
- Windows 7 Ultimate / Professional (x86)
- uniPaaS 製品バージョン:
-
- Magic uniPaaS V1(Ver1.5 SP1b)
検証結果
Windows XP SP3 と同等のレベルにおいて動作することを確認いたしました。
留意事項
- Magic の動作は、利用するDBMSに依存しますので、各DBMSが Windows7上で動作が確認されていることが前提となります。
ご利用になるDBMSの Windows 7 の対応状況については、各DBMSベンダーの情報をご確認ください。 - Windows XP Modeはサポートしていません。
- Windows 7上では、MGPRN.HLP, SETSTYLE.HLP, WGAIJI.HLP等、*.hlp の拡張子のファイルは開くことはできません。
参考:http://support.microsoft.com/kb/917607 - UAC(ユーザアカウント制限の設定)が有効になっていると、Administrator権限のあるユーザでログオンされていても、管理者権限でのみ実行できるコマンド(regsvr32.exeなど) はOSコマンドから実行できません。
- [データベース特性]や[プログラム特性]のタブ内にあるチェックボックスのパラメータの背景が白で表示されます。
- LDAPConnect関数で、SSL経由でLDAPサーバに対して正しく接続できません。
リッチクライアントのフォーム上に配置したプッシュボタンを、フォーム特性のデフォルトボタンに設定すると、フォームエディタ上ではボタンの文字が点滅することがありますが、実行時は正常に動作します。 - 設定/動作環境/実行モードを「オンライン」から「バックグラウンド」(またはその逆)に変更すると、応答が暫く返らないことがあります。
- RichClientアプリケーション、またはマージ出力のインターネットアプリケーションを実行する場合、uniPaaSをインストールする前に、IIS(インターネットインフォメーションサービス)を有効化しておく必要があります。
- uniPaaSのインストール後にIISを有効にした場合、インターネットリクエスタを正しく動作させるために、次のような設定が必要になります。
(1) 「IISマネージャーのサーバホーム/ISPIおよびCGIの制限」のリストにmgrqispi015.dllを登録し、あわせて「拡張パスの実行を許可する」をチェックする。
(2) 「uni15Scripts(エイリアス)/ハンドラマッピング」で「ISAPI-dll」に対する「機能アクセス許可の編集」で実行を有効にする。
※mgrqcgi015.exeを使用する場合も同様の設定を行います。 - MRBを起動する場合、ファイアウォールの例外処理にMRBが使用するポート番号(デフォルト5215)を登録する必要があります。
- Windows7上のプロジェクトに対してバージョン管理を行う場合、添付されているCVSNTでは正常に動作しないことがあります。Microsoft Visual Source Safeをご利用いただくようお願いいたします。
- SystinetによるWebService利用する場合、ファイアウォールの例外処理に、Systinetが使用するポート番号(デフォルト6060)を登録する必要があります。また、Systinetの管理ツール(Administration Console)を実行する場合、InternetExploreの保護モードを無効にしないと、正しく動作しないことがあります。
以上