ReportsMagic 製品体系・製品概要について
ReportsMagicの製品概要は?
「ReportsMagicの製品構成」をご確認下さい。
Magicで開発された印刷プログラムの帳票フォーム(テキスト形式、GUI形式)をReportsMagicに自動移行するのですか?
いいえ。 お客様がReportsMagicの仕様に合わせて新規にプログラムを開発する必要があります。 RMDesigner で印刷フォームを作成します。 Magicで印刷用の印刷データを生成(XML、CSV出力)し、RMViewerで印刷フォーム、印刷データを読込んで印刷します。
ただし、仮想プリンタードライバをしようすればReportsMagicの印刷フォームがなくてもフラットファイルを生成することが可能です。 詳細は、「ReportsMagic 仮想プリンタードライバ」FAQを参照
印刷データのフォームは、どのような形式があるのですか?
XML形式、CSV形式、ヘッダー付きCSV形式、dbFORM形式があります。 XML形式は、推奨の形式です。 高度な印刷フォームに対応可能です。 CSV形式、ヘッダー付きCSV形式は、単純な帳票に適しており、データ格納率は高いのが特徴です。 dbFORM形式は、DOSの帳票ツールであるdbFORM移行用に準備されたものです。
ReportsMagicがDBを直接アクセスすることはできないのですか?
出来ません。
インターネット環境で使用可能ですか?
はい。 ReportsMagicで使用する印刷フォーム、印刷データと同一ものを、C/S環境、Web環境で使用することが可能です。
フラットファイルとは何ですか?
ReportsMagicの印刷フォームと印刷データを1つファイルに統合したものです。PDFのように一つのファイルで構成されます。 従って、RMViewer exe版がインストールされている環境では、ダブルクリックで開くことが可能です。 Ver1.4からは、仮想プリンタードライバが提供されMagic GUI印刷でもフラットファイルを作成することが可能になりました。仮想プリンタードライバで作成されたフラットファイルを拡張フラットファイルと言います。
ReportsMagic 動作環境
ReportsMagicの動作環境は?
「ReportsMagicの動作環境」をご確認下さい。
Windows 7対応は?
ReportsMagic Ver1.4でWindows 7に対応しました。 ただし、周辺ソフトウェアに関しては、各ベンダの対応状況をご確認ください。
Windows x64には対応していますか?
ReportsMagic Ver1.4、Windows2008、Windows7では、WOW64環境で検証済みです。 その他の環境に関しては、検証の予定はありません。
仮想環境上での使用は、サポートされていますか? その場合ライセンスはどうなりますか?
仮想環境(Hyper-V、VMWare など)上で、ReportsMagicは実環境同様に動作しますが、仮想環境での動作を保証するものではありません。 仮想環境固有の問題についてはサポートできません。 サポートセンターにおいては、Hyper-V、VMWareの仮想化環境を用意しており、仮想化環境上で実行しているReportsMagic製品についての質問も受け付けますが、仮想環境上の固有な問題であると判明した場合には、それ以上の原因・対策の追求、HotFix等のご提供等の対応が出来ない場合があります。
またMagic uniPaaS製品は、他社のDBMS製品を通してデータにアクセスしているので、ご利用になるDBMS製品が仮想環境で動作保証されていることが前提となります。仮想環境における動作保証については、各DBMSベンダー様にご確認ください。
仮想化環境に固有な問題になる可能性があるものとしては、以下のようなものが考えられます。
- Magic uniPaaSサーバ製品でライセンスサーバも動作させる場合、HOST-IDも仮想化されるため、特別なライセンスを発行する必要がある可能性もあります。ライセンスサーバは仮想環境ではなく、実サーバにインストールすることをお勧めします。
- 仮想化ソフトウェアの高可用性・負荷分散機能等を利用する場合、実ハードウェアでは想定されないような環境的変化がある場合があり、uniPaaSの動作に影響を与える可能性があります。
- 仮想化ソフトウェア上でサーバ製品をフェイルオーバー構成で使用する場合、別途スタンバイライセンスが必要になります。
ライセンスの詳細に関しては、最寄の営業所か、Webからお問合せください。
ReportsMagic ライセンス関連
ReportsMagicのライセンス概要はどのようになっていますか?
「ReportsMagicの製品構成」をご確認ください。
RMDesigner:一人の開発者が、複数のPCで開発を行っています。 RMDesigner 1ユーザを複数のPCにインストールすることはできますか?
出来ません。RMDesignerはインストールベースのライセンスです。 1ユーザを複数のPCにインストールすることは出来ません。
RMViewer C/S版 :uniPaaS Client とRMViewer C/Sを組合せて使用する場合、何ユーザを購入すればよいですか?
uniPaaS Clientと同数のユーザ数を購入してください。 Magic Clientは、バージョンによりライセンス管理方法が異なりますので詳細は、各バージョンの製品構成を参照してください。
RMViewer Web版 :RMViewer exe版は、どのように使用するのでしょうか?
メンテナンス用としてWebサーバ上でのみ使用可能です。 クライアント上での使用はできません。又、印刷フォーム、印刷データへのアクセスはhttpのみ可能です。
RMViewer RichClient版:RMViewer RichClient版を C/Sシステムで使用することは可能ですか?
出来ません。RMViewer RichClient版は、Magicリッチクライアントでのみ使用できるものです。C/Sシステム、Magicリッチクライアントの両方を混在して使用する場合は、両方のライセンスが必要です。
Magicリッチクライアント(RIA)環境で、RMViewer Web版を使用することは可能でしょうか?
可能です。
ただし、ブラウザコントロール(ブラウザ機能)のみでしか使用できません。 RMViewer exeを使用したバックグランド印刷、ファイルアクセス、オフラインでの印刷等は対応出来ません。システム要件に柔軟に対応可能なRMViewer RichClient版を使用されることをお奨めいたします。
Magic uniPaaS以外で開発されたシステムでReportsMagicを使用することは可能ですか? 又、その場合のライセンスはどのようになりますか?
ReportsMagicは、Magic uniPaaS で使用する印刷ソリューションとして設計されています。 技術的には他の言語(VB .NET、Javaなど)でも使用することは可能ですが、正式な動作検証を行っていません。 サポート範囲外となります。使用される場合は、事前に動作検証を行い、お客様の責任の範囲でご使用ください。その場合、ライセンスに関しては、ReportsMagicのライセンスを守る必要があります。 RMViewer C/Sの場合は、インストールベースライセンスとなります。 RMViewer RichClient版は、ご使用できません。
ReportsMagic-サイト単位で使用するライセンス形態、またはパッケージで使用するライセンス形態等の、ライセンス形態はありますか?
最寄りの営業所にご確認ください。
コールド・スタンバイでの使用する場合は、ライセンスはどうなりますか?
RMViewerを圧縮/暗号化処理の為にMagicサーバ(uniPaaS Enterprise Server、uniPaaS RichClient Server)にインストールした場合、可用性向上のためにコールド・スタンバイやホット・スタンバイが必要になる場合があります。コールド・スタンバイは、ソフトウェア使用許諾書の許諾プログラム等の複製の (1) で記載されている「バックアップを目的とする複製」とみなし、ライセンスの追加購入の必要はありません。
ReportsMagic インストール関連
クライアント側には何をインストールしますか?
運用環境により異なります。
C/S環境(RMViewer C/S):
- クライアント側にRMViewer Exe/RMViewer ActiveXをインストールします。
Web環境、RichClient環境:
- クライアント側にブラウザを使用してRMViewer ActiveXをアドオンします。
- RichClient版では、RMViewer exe版をダウンロードしてインストールすることも可能です。
RMViewer C/Sの複数ユーザ版は、どのようにしてインストールするのですか?
複数ユーザ版は、ファイルサーバ(共有フォルダ)にRMViewer をインストールし、各クライアントで「環境設定」を行います。環境設定を行うことにより、共有フォルダへのショートカット作成や、各クライアントPCへのRMViewer-ActiveXの登録を実施します。
RMViewer Web版、RMViewer RichClient版は、どのようにインストールするのですか?
Webサーバ(IIS)があるWindows Server環境上でインストールを行います。又、別PC上にあるuniPaaS Enterprise Serverや、uniPaaS RichClient Serverで圧縮/暗号化DLLを使用する場合には、同様にインストールします。
RMViewer RichClient版で提供されている、RMViewer exe版はどのようにインストールするのですか?
Webサーバからダウンロードして各クライアントにインストールを行います。RMViewer C/S版とほぼ同一仕様ですが、以下が異なります。
- ファイルアクセス、HTTPアクセスの両方が可能
- ライセンス登録を行う必要がない。(ライセンス登録済みのモジュールを提供)
- クライアント上のRMViewer exe版の起動用コマンドの提供
ReportsMagic 製品仕様
Unicodeは、サポートされていますか?
はい。 Ver1.3よりサポートされました。 フォームデータは、Unicodeで格納されています。(旧バージョンのフォームを移行すると自動的にコンバートします) 印刷データは、SJIS(デフォルト)、UTF-8、UTF-16、UTF-16-ビッグエンディアンに対応しています。 サロゲート・ペア文字(4バイトのUnicode文字)については、対応していません。
外字は使用できますか?
Ver1.3までは、実行するPCに事前に外字を登録しておく必要があります。 Ver1.4からは、フォント、外字をフォントファイルとして指定できるようになりました。 フラットファイルの場合は、一つのフラットファイル内に組込むことが可能です
どのようなプリンター(例えば、ドットインパクトプリンター)でも印刷可能ですか?
Windows対応のプリンタードライバが用意されていれば、印刷可能です。
RMViewerでプレビューしないで、バックグランド印刷することは可能でしょうか?
RMViewer exe版では、起動パラメータで指定することが可能です。 RMViewer ActiveX版では、出来ません。 又、出力先のプリンターを指定することも可能です。
RMViewer RichClient版で、 RMViewer ActiveX版とRMViewer exe版の違いは、どのような点が異なるのでしょうか?
ファイル | RMViewer ActiveX版 | RMViewer exe版 |
---|---|---|
Magicのプログラム | ブラウザコントロール(Webブラウザの機能 |
OSコマンドを使用 RMViewer起動用のコマンドが提供されています。 |
インストール | ブラウザのプラグイン | インストーラをダウンロードしてインストールする |
バックグランド印刷 | 不可 | 可能 |
オフライン | 不可 | フラットファイルをクライアント上にダウンロードしていれば、ダブルクリックで開くことが可能 |
ReportsMagicとPDFの違いは、どのような点ですか?
ReportsMagic | ||
---|---|---|
[ライセンス] |
有償 | 無償 |
[ライセンス] フラットファイル/PDFファイル作成 |
ビューワに含まれます | 原則有償 |
フラットファイル/PDFファイル |
◎(速い) | △(やや遅い) |
フラットファイル/PDFファイル ファイルサイズ |
◎(小さい) △(拡張フラットファイル) |
△(やや大きい) |
フラットファイル/PDFファイル フォント組込み(外字) |
〇 | 〇 |
フラットファイル/PDFファイル 動的イメージ組込み |
〇 | 〇 |
表示までの速度 | ◎(速い) | 〇(ある程度は速い) |
Magicプログラム構造 |
印刷データ(XML/CSV)出力 Magicの印刷プログラム (仮想プリンタードライバ使用) |
Magicの印刷プログラム |
印刷フォーム作成 |
RMDesigner Magicのフォーム(仮想プリンタードライバ使用) |
Magicのフォーム ※通常はMagicの帳票フォーム(テキスト形式、GUI形式)を使用しますが、ReportsMagicからPDFを生成することも可能です。 |
※弊社の比較によるものです。
バーコードは、どのような種類をサポートしていますか?
以下のバーコードに対応しています。
【一次元コード】 JAN13、JAN8、ITF、NW7、CODE39、 CODE128、UPC(E) 郵便カスタマバーコード、GS1-128(EAN128)、標準料金代理収納
【二次元コード】 QRコード
圧縮・暗号化は、印刷フォーム、印刷データ単位で可能ですか?
印刷フォーム形式別に、印刷フォーム、印刷データ、及びフラットファイルの単位に圧縮・暗号化が可能です。 これにより、印刷フォームは事前にクライアント側に配布しておき圧縮・暗号化した印刷データのみを配布する方法や、フラットファイル化して同時に配布する等、色々なシステム要件に対応可能です。
ReportsMagicファイル拡張子
ファイル | 標準拡張子 | 圧縮+暗号化 拡張子 |
---|---|---|
フォームファイル | RFR | RFC |
印刷データ-XML | XML | XMC |
印刷データ-CSV | CSV | CSC |
フラットファイル 拡張フラットファイル |
- | RFF |
フォント組込ファイル | RFN | - |
言語変換ファイル | MLS | - |
dbFORMファイル | FRM | - |
ReportsMagic 仮想プリンタードライバ
仮想プリンタードライバとは、なんですか?
PDFの仮想プリンタードライバがPDFファイルを生成するように、ReportsMagicのフラットファイルを生成するプリンタードライバです。 これにより、Magic GUI印刷でもフラットファイルを生成することが可能になります。 従来のフラットファイルは、印刷フォームと印刷データを統合して作成していましたが、仮想プリンタードライバの場合はReportsMagicの印刷フォームを必要としません。 仮想プリンタードライバで作成されフラットファイルを拡張フラットファイルと言います。RMViewerはフラットファイル、拡張フラットファイルとも区別なく使用することが可能です。
Ver1.4からサポートされました。
Microsoft Officeなど、Magic以外のアプリケーションで仮想プリンタードライバを使用することは可能ですか?
技術的には、拡張フラットファイルを生成することが可能ですが、サポート対象外となります。Magicでの使用のみが正式サポートとなります。
Magicのテキスト印刷では、仮想プリンタードライバを使用することが可能ですか?
Windows版プリンタドライバを使用している場合は、使用することが可能です。 DOS互換版プリンタドライバを使用している場合は、使用できません。
仮想プリンタードライバは、運用環境ではサーバ製品(RMViewer Web版、RMViewer RichClient版)のみとなっていますが、C/S環境では使用することは出来ないのでしょうか?
仮想プリンタードライバを使用するWindows Server環境を準備しサーバ上で処理するに3階層システムにします。C/Sで使用するRMViewerとは別途、RMViewer RichClient版が必要です。詳細は、最寄りの営業所へお問合せください。
ReportsMagic サポート・サービス
インストール、導入教育、帳票設計支援等のサービスはありますか?
ReportsMagicは、シンプルな設計になっていますので、現在通常のメニューとしては用意しておりません。お客様のご要望に幅広くご対応できるプロフェッショナルサービスもご用意しておりますので最寄りの営業所へお問合せください。
テクニカルサポートはどうなりますか?
Magicサポート(有償)で対応します。 インシデントによりテクニカルなご質問に回答します。
詳細は、「サポート契約のご案内」をご確認ください。