Actian PSQL v13 for Magic : 製品仕様
Actian PSQL v13 for Magic とは?
Actian社が開発、日本では株式会社エージーテック社が販売している、Actian Zen/PSQL v13のOEM製品です。
アプリケーション開発のコアシステムとして、最も信頼性に優れ、高度なパフォーマンスを提供するデータ管理システムの最新版です。
Actian Zen (PSQL v13)(エージーテック社)
Actian PSQL v13の種類は、どのようなものがありますか?
■Actian PSQL v13 Workgroup for Magic
小規模LAN(5台以下のPC)で使用
共有データは特定のマシンで使用する(ピアツーピア)
・32Bit版エンジン(64Bit環境では、WOW64で動作)
■Actian PSQL v13 Server for Magic
・大規模ユーザで使用(10ユーザ以上)
共有データはサーバー上で使用する
・32Bit版エンジン/64Bit版エンジン
参考:PSQL Server と Workgroup の技術的な相違と機能比較(エージーテック社)
■Actian PSQL Vx Server 13
・クラウド環境対応(第三者サービスの提供)
・ライセンスは、使用データサイズで制限される
※ご利用を検討する場合は、最寄の営業所か、Webからお問合せください。
参考:Vx Server エディション概要とライセンスについて(エージーテック社)
Actian PSQL v13 for Magicの機能拡張は、どのようなものがありますか?
■ユーザ数種類の追加
30、40ユーザが追加され、柔軟なユーザ数構成が可能
新規ユーザ数 10、20、30、40、50、100
■Actian PSQL製品認証トラブルの軽減
Actian PSQL v13の製品認証とは異なり、インストール時のライセンスコードのみでの製品認証を行います。
マシントラブル、マシン構成の変化等により製品認証のトラブルにも迅速に対応する事が可能になります。
■コールドスタンバイ機用のライセンスも含まれています。
Actian PSQL v13 Server Insuranceは、不要です。
事前にスタンバイ機に認証するものではありません。
Actian PSQL v13 の新機能に関しては、What's New in PSQL v13 を参照してください。
注意:すべての新機能をMagicがサポートするものではありません。
Actian PSQL v13 for Magic製品構成は?
「Actian PSQL v13 for Magic製品構成」を参照してください。
UCIとはなんですか?
User Count Increases(UCI:追加ユーザライセンス)のことで、ユーザ数を追加することができます。
Actian PSQL v13 Server for Magicの新規ライセンスは、複数ユーザを合算して使用することはできません。
UCIでのみユーザ数を追加することができます。
UCIは、同一ユーザ数を累計することはできません。 例えば、20ユーザ2本を追加することは出来ません。
ただし、v13では、10ユーザは2回まで累計することが可能になりました。
(例)UCI 50ユーザ→UCI 10ユーザ+UCI 20×2 → NG
UCI 50ユーザ→UCI 20ユーザ+UCI 30 → OK
UCI 50ユーザ→UCI 20ユーザ+UCI 10×3 → NG
UCI 50ユーザ→UCI 30ユーザ+UCI 10×2 → OK
●Sreverグループの統合
PSQL v12までは、Sreverグループ1、2に別れていましたが、PSQL v13では統合されました。
※ユーザ数は、クライアントの最大同時接続数
エージーテック社が販売しているActian PSQL v13 Server/Vx Server/Workgroup は、Magicでサポートされますか?
サポートされません。
OEM版Actian PSQL v13 Server for Magicのみがサポート対象となります。
ISAMデータベース(Btrieve API)、SQLデータベース(SQL)は 、どちらをサポートしていますか?
ISAMデータベースは、Magic全バージョンでサポートされています。
SQLデータベースは、Magic uniPaaS Ver1.9gからサポートされています。
それぞれに、専用のデータベースゲートウェイが提供されています。
ISAMゲートウェイを使用して ISAMファイルとして作成したファイルを、PSQLに登録して、SQL テーブルとしてアクセスすることがPSQL では提供されています。
PSQL SQLへの登録は、Magicが提供するユーティリティ(DDLMaker)、PSQLが提供するユーティリティ(Pervasive Control Center、DDF Builder)を使用します。
SQLによるUnicode対応は、PSQL v12 for Magic xpa、及び、Magic xpa 2.5bからサポートされています。
詳細は、リファレンスマニュアル等を参照してください。
Backup Agentとは、なんですか?
Backup Agent を使用すれば、PSQL データベース ファイルに対する Continuous オペレーションの設定と管理を簡単かつ迅速に行うことができます。Continuous オペレーションの設定と管理は、PSQL データベースのバックアップを行う際の重要な部分です。Backup Agent は開いているファイルに対する Continuous オペレーションの設定と管理を自動的に処理し、バックアップ中でもアプリケーションからデータを利用できるなど信頼性の高いバックアップ支援ツールです。
※ PSQL v13 for Magic、PSQL v12 for Magic、PSQL v11 for Magic 全 Windows Server 製品(Vx Serverを含む)には Backup Agent が含まれていますので、別途購入は必要ありません。
詳細は、Backup Agent のリファレンスマニュアル等を参照してください。
https://www.agtech.co.jp/products/actian/psql/docs_portal/BA/13.1/index.html#page/Guide%2Fwelcome.htm%23
Client Reporting Engineとは、なんですか?
大規模なレポートのクエリを行うと、PSQL Serverに大きな負荷がかかるため、小さなトランザクションから成る標準的なストリームでもリソースの競合が発生する可能性があります。
レポート実行の PSQL Serverへの負荷を減らすには、プロキシサーバーとしてPSQL Client Reporting Engineをセットアップします。この64ビットエンジンは、PSQLリレーショナル エンジンと PSQLクライアントキャッシュエンジンの機能を組み合わせた特別なものであり、SQLレポートジョブによるサーバー動作への影響を低減するために、ジョブの負荷を削減することができます。
大規模なレポートのクエリをサーバーでなくレポートエンジンで実行すると、通常の実稼働オペレーションのサーバー パフォーマンスを向上させることができます。
詳細は、Actian PSQL v13 Serverのリファレンスマニュアル等を参照してください。
Actian PSQL v13 for Magic : 動作環境
Actian PSQL v13 for Magicの動作環境は?
「Actian PSQL v13 for Magic 動作環境」をご確認下さい。
Actian PSQL v13 Workgroup は、Windows 7/8/10 x64 (64bit)環境でサポートされていますか?
対応しています。 WOW64上で動作します。
詳細、及び最新の動作環境は、「Actian PSQL v13 for Magic 動作環境」をご確認下さい。
Actian PSQL v13 for Magic : ライセンス関連
Magic xpa Enterprise Client - Actian PSQL Serverで構成する場合、何ユーザを購入すれば良いですか?
Magic xpa Enterprise Client、及びActian PSQL Server共にライセンス形態は、同時アクセスユーザです。
従って、同一のユーザ数か、又はActian PSQL Serverを多めのユーザ数で構成します。
(例)Magic xpa Enterprise Client 25ユーザ、Actian PSQL Server 30ユーザ
Magic xpa RIA Server/Magic xpa Enterprise ServerをActian PSQL v13 Workgroupで構成することが出来ますか?
出来ません。
Magic xpa RIA Server - Actian PSQL Serverで構成する場合、何ユーザを購入すれば良いですか?
Magic xpa RIA Server、及びActian PSQL Server共にライセンス形態は、同時アクセスユーザです。
同一ユーザ数か、Actian PSQL Serverを多めのユーザ数で構成します。
(例)Magic xpa RIA Server 25ユーザ、Actian PSQL Server 30ユーザ
別途、Internet/Intranet Licensingの購入が必要です。
Magic xpa Enterprise Server - Actian PSQL Serverで構成する場合、何ユーザを購入すれば良いですか?
接続できるクライアント数、又はシステムが同時接続ユーザ数で制御出来る場合は、同時アクセス数と同一ユーザ数か、Actian PSQL Serverを多めのユーザ数で構成します。
(例)接続クライアント数(ブラウザ) 25ユーザ、Actian PSQL Server 30ユーザ
別途、Internet/Intranet Licensingの購入が必要です。
接続できるユーザ数が特定できない場合は、ユーザ数無制限の「Internet/Unlimited User」版を購入します。
その場合は、Internet/Intranet Licensingの購入は不要です。
Internet/Intranet Licensing とは何ですか?
Actian PSQL v13 Server for Magicでは、インターネットあるいはイントラネット環境においてにWebサーバやアプリケーション・サーバ経由でご利用できるように、Internet/Intranet Licensingを提供しています。
最大接続(ユーザ)数が、100ユーザまでとなります。
社内利用に限り使用することができます。
Webアプリケーションで、一般公開する場合は、PSQL v13 Server for Magic Internet/Unlimited Userを使用します。 その場合、Internet/Intranet Licensingは不要です。
Actian PSQL v13 for Magic : インストール関連
インターネットが接続できない環境でもインストールすることが可能ですか?
Actian PSQL v13 for Magic では、製品出荷時に添付されているライセンスコードのみで製品認証を行います。
従って、インターネットが接続できない環境でもインストールすることができます。
障害対策の為に、コールドスタンバイの構成ができますか?
Actian PSQL v13 for Magicでは、ライセンスのアクティベーションを実施しないコールドスタンバイ用のインストールを提供しています。
障害発生時には、可能な場合は本番環境でアクティベーションの解除を実施し、コールドスタンバイ機でアクティベーションを実施するのみです。 アクティベーションは、製品に添付されているライセンスコードを入力するのみです。
※Internet/Unlimited Userは対象外となります。
Actian PSQL v13 for Magic : サポート
テクニカルサポートは、どうなりますか?
Actian PSQL v13 for Magicの有償サポートは、Magicサポートサービス(有料)で対応します。
インストールサポート(無料)は、メールで対応します。
エージーテック社の無償サポートを受けることは出来ますか?
「Actian PSQL v13 for Magic」も、同様にサポートを受けることが可能ですが、PSQLのみに限定されたサポートとなります。
Magicに関わる内容に関しては、サポート対象外となります。
エージーテック社が公開している、アップデートモジュールを適用することは可能ですか?
Actian PSQL v13 for Magic : バンドル版
Actian PSQL v13 Workgroup for Magicは、Magicのどのバージョンにバンドルされていますか?
「Actian PSQL v13 for Magic製品構成」の「Magic-Actian PSQL v13 Workgroupバンドル」を参照してください。
Magicにバンドルされた「Actian PSQL v13 Workgroup for Magic」と購入した「Actian PSQL v13 Workgroup for Magic」とは、異なる点がありますか?
提供されているモジュールは、同一であり機能は同一ですが購入されたWorkgroupは、ライセンス登録(アクティベーション)が必要です。
Magic xpa Enterprise Clientを複数本購入し、バンドル版のWorkgroupを使用してピアツーピアで構成する場合、注意する点はありますか?
複数PC(Magic xpa Enterprise Client)でデータを共有して格納する場合、Actian PSQL v13 Workgroup for Magicは共有する1台にのみインストールする事ができます。
これは、Actian PSQL v13 Workgroupのライセンスポリシーです。
同時にローカルDBも使用したい場合は、別途Actian PSQL v13 Workgroup for Magicを購入する必要があります。
Actian PSQL v13 Server for Magicを購入して、Workgroupを各PC(Magic xpa Enterprise Client)のローカルDBとして使用する場合は、各PCへインストールすることが可能です。
詳細は、「Actian PSQL v13 for Magic 製品構成」を参照してください。
Actian PSQL v13 for Magicの販売終了、バンドル廃止に関しては、Magic On-Demand Seminarの「Actian PSQL v13 for Magic 販売、バンドル終了に伴う注意事項について」をご視聴する事をお薦めいたします、
Actian PSQL v13 for Magic : 販売終了、バンドル廃止に関して
Actian PSQL v13 for Magicの販売終了はいつになりますか?
2021年9月納品までになります。
Actian PSQL v13 Workgroup for Magicのバンドル廃止はいつになりますか?
2021年9月末出荷分までバンドルされます。
特別ライセンス契約(サイトユーザ契約、パッケージユーザ契約、サブスクリプションライセンス等)も同様です。
2021年10月以降の新規購入、ユーザ数追加には、バンドルされません。
Actian PSQL v13 Workgroup for Magic 以降(Actian Zen v14)は、バンドルされる予定は無いですか?
バンドルの予定はありません。
Actian Zen v14 Workgroup for Magic 開発用は、期限付きライセンス(2ユーザ、1年間)で提供されます。
申し込みは、Magic xpa 3.x/4.xの開発版のシリアル番号が必要です。
Magic xpa 開発用 Actian Zen v14 for Magic Workgroup ライセンス発行 申し込み
Actian PSQL v13 for Magicバンドル廃止後に Magic xpa を購入しました。 旧DVDにあるActian PSQL v13を使用しても良いですか?
使用できません。Actian Zen v14 for Magicを購入してください。
Actian PSQL v13 for Magicバンドル廃止前に購入したMagic xpaがあります。 2021年10月以降にPSQL v13をインストールしても問題ないですか?
バンドル廃止前に購入したMagic xpaのみで構成する場合は、問題ありません。
Actian PSQL v13 Workgroup for Magicバンドル版のMagic xpaと非バンドル版のMagic xpaを混在して使用する場合の注意事項がありますか?
バンドル版のMagic xpaと非バンドル版のMagic xpaライセンスは、累計して使用しないでください。累計した場合、Actian PSQL v13ライセンス有無を特定できなくなる為、Actian PSQL v13を使用することができなくなります。
Magic xpaライセンスを累計する場合、Actian PSQL v13 WorkgroupをActian Zen v14 Workgroupへ移行(有償)する必要があります。
バンドル版のMagic xpaと非バンドル版のMagic xpaライセンスを別けて管理されている状態で、バンドル版のMagic xpaのライセンスを使用する場合は、新PCへActian PSQL v13 Workgroup for Magicバンドル版をインストールして使用することが可能です。
Actian PSQL v13 for Magicバンドル廃止前に購入したMagic xpa Clientシステムがあります。バンドル廃止後にMagic xpa Clientを購入しユーザ数を累計しました。 新規PCにPSQL v13をインストールしても良いですか?
ライセンスを累計した場合は、使用できません。Actian Zen v14 for Magicを購入してください。
バンドル廃止前に購入したMagicライセンスと、廃止後に購入したライセンスを別けてライセンスを累計した場合は、廃止前のライセンスを使用するPCでは新規PCでも使用可能です。
Actian PSQL v13 Workgroup for Magicのバンドルの廃止に伴い、実行版の価格は変更になるのでしょうか?
変更はありません。
MagicはBtrieve(Actian PSQL/Actian Zen)がメインデータベースとしているように思われましたが、今後は何をメインデータベースとして推奨するのでしょうか?
dbMAGIC V8くらいからMagicはマルチデータベース対応を強化しており、特定データベースをメインデータベースとして位置付けていません。
今後もMagicは基本Btrieve(Actian PSQL/Actian Zen)を推奨していくのか、乗り換えを進めていくのか方針が知りたいです。
バンドル廃止は、Actian社の方針変更に従ったものです。
弊社は今後もActian ZenのOEM提供とサポートを継続します。
ユーザ様がシステムに適したデータベースを選択するというスタンスは以前から変わっておりません。
現在、Actian PSQL v13 Workgroup for Magic をローカルデータベースで使用しています。2021年9月までにMagic xpa Client実行版を先に購入しようかと思います。問題ないでしょうか?
問題ありません。
ご不明な点は、営業担当にご相談下さい。
Actian PSQL v13からActian Zen v14に上がるに伴い、v13で問題なく使用できていたデータファイルが動かなくなる等の事象は想定できますでしょうか?
特に無いと思います。
2021年9月30日までにMagic xpaを購入した場合のActian PSQL v13 Workgroup for Magicバンドル版は別PCへの移行(再インストール)は可能でしょうか?
2021年9月までに購入したMagic xpa、及びバンドル版のActian PSQLは、従来と同様にインストール可能です。但し、バンドル終了後に購入したMagic xpaライセンスを累計した場合は、インストールする事ができなくなります。
2021年9月30日までに購入したActian PSQL v13 Workgroup for Magicバンドル版のMagic xpaライセンス登録は必須でしょうか?
登録しなくてもシリアル番号で判断できますが、Magic xpaユーザ登録をする事をお薦めします。