Magic uniPaaS V1Plus製品情報
- 製品名称
- 各製品の機能比較
- uniPaaS Studio V1Plusのライセンスについて
- uniPaaS Client V1Plusのライセンスについて
- uniPaaS Enterprise Server V1Plusのライセンスについて
- uniPaaS RichClient Server V1Plusのライセンスについて
- uniPaaS RichClient Server V1Plus for Mobileのライセンスについて
- ソフトウェア・メンテナンス
- バンドルDBMS
- WTS(Windows Terminal Server)、Citrix XenApp で使用する場合の注意点
- ASP、SaaSでの使用について
Magic uniPaaS V1Plus製品構成
Magic uniPaaS V1Plus は、大きく分けて、アプリケーション開発用の uniPaaS Studio、クライアントサーバアプリケーションの実行用の uniPaaS Client、サーバアプリケーション実行用の uniPaaS Enterprise Server、Magicリッチクライアント・サーバアプリケーション実行用の uniPaaS RichClient Server、および、Windowsモバイル・サーバアプリケーション実行用の uniPaaS RichClient Server for Mobile の5種類の製品からなります。
製品名称
下表では、Magic eDeveloper V10での製品名称と対比して、Magic uniPaaS V1Plusでの製品名称を示します。
用途 | Magic uniPaaS V1Plus製品名 | 対応するV10/Magic uniPaaS V1製品名 |
---|---|---|
製品総称 | Magic uniPaaS V1Plus | Magic eDeveloper V10 Magic uniPaaS V1 |
アプリケーション開発用 | uniPaaS Studio V1Plus | Magic Studio V10 uniPaaS Studio V1 |
クライアントサーバ アプリケーション実行用 | uniPaaS Client V1Plus | Magic Client V10 uniPaaS Client V1 |
サーバ アプリケーション実行用 | uniPaaS Enterprise Server V1Plus | Magic Enterprise Server V10 uniPaaS Enterprise Server V1 |
Magicリッチクライアントサーバアプリケーション実行用 | uniPaaS RichClient Server V1Plus | Magic RichClient Server V10 uniPaaS RichClient Server V1 |
モバイルサーバアプリケーション実行用 | uniPaaS RichClient Server V1Plus for Mobile |
各製品の機能比較
各製品での機能比較は、以下のようになります。
主な機能 | uniPaaS Studio | uniPaaS Client | uniPaaS Enterprise Server | uniPaaS RichClient Server | uniPaaS RichClient Server for Mobile | |
---|---|---|---|---|---|---|
アプリケーション開発 | ○ | |||||
クライアント機能 | ||||||
Magic Client | ○ | ○ | ||||
Webクライアント(ブラウザ) | ○ | |||||
Magic RIA (リッチクライアント) |
△※1 | × | ○ | × | ||
Windows Mobile RIA | ○ | ○ | ||||
サーバ機能 | ||||||
インターネット(Webマージ) | △※1 | ○ | ||||
Webサービス | △※1 | ○ | ||||
アプリケーション・パーティショニング | △※1 | ○ | ||||
Magicリッチクライアント | △※1 | × | ○ | ○ | ||
コールリモート(サーバ呼び出し) | ||||||
インターネット(http関数) | ○ | ○ | ○ | ○※4 | ○※4 | |
Webサービスコール | ○ | ○ | ○ | ○※4 | ○※4 | |
アプリケーション・パーティショニング | ○ | ○ | ○ | ○※4 | ○※4 | |
ライセンス | ||||||
ライセンス単位 | ユーザ数(インストールベース) | 同時アクセス ユーザ数 |
スレッド数 | 同時アクセスユーザ数※6 | 端末数 (インストールベース)※6 |
|
ライセンス管理 | ライセンス ファイル |
ライセンス ファイル |
ライセンスサーバ | ライセンスサーバ | ライセンスサーバ | |
ライセンス累計 | ※5 | ○ | ○ | ○ | ||
エンジン単位でのライセンス上限指定 | MAGIC.INIで指定 ※2 | MAGIC.INIで指定 ※3 | MAGIC.INIで指定 ※3 |
- ※1 MRBやインターネットリクエスタに対するアクセスは、1度起動されたらエンジンに対して2000回までの制限があります。
- ※2 Magic.IniのMaxConcurrentRequests で指定。
- ※3 Magic.IniのMaxConcurrentUsers で指定。
- ※4 クライアント側からでなくサーバ側(uniPaaS RichClient Server)からコールされます。
- ※5 同一システム構成で複数のuniPaaS Clientを混在して使用するこが可能です。 複数のuniPaaS Clientを1つの製品として累計し、同時アクセスユーザで使用したい場合は、UDC(User's Data Center)でライセンスを累計することが可能です。
- ※6 非同期バッチ処理、インターネット(Webマージ)、WebServiceプロバイダ等に使用することはできません。バッチ処理をコールすることは可能ですが、長時間のバッチ処理を行う場合は、uniPaaS Enterprise Serverをご使用ください。
uniPaaS Studio V1Plusのライセンスについて
uniPaaS Studio V1Plusのライセンスは、以下のようになります。
- uniPaaS Studio V1Plusのライセンスは、特定のPC1台にのみインストール可能で、かつ、同時に1人のユーザのみが利用可能です。
- uniPaaS Studio V1Plusでのサーバ実行機能は、開発時のテスト目的でだけ利用できます。この場合、MRB やインターネット・リクエスタに対するアクセスは、1度起動されたエンジンに対して2000 回までの制限があります。
- インストール直後は、制限つきの体験版として動作します。Magic ユーザ登録センターへ申請手続きを行い、正式ライセンスの Activation Keyを入手し、ライセンスをインストールすることによって、制限なしの正式版として動作します。
uniPaaS Client V1Plusのライセンスについて
uniPaaS Client V1Plusのライセンスは、以下のようになります。
- 各バージョン毎のライセンス方式の違い
- 各バージョンのライセンス(プロテクト)方式は以下のようになっています。
-
V9/V9Plus V10/Magic uniPaaS V1/ Magic uniPaaS V1Plus 事前ユーザ登録 必須
ライセンスコードを入手する必要がある。ユーザ登録は後からで可能。
製品にライセンスコードが添付されていますので迅速にインストールすることが可能です。ライセンスサーバ 使用 未使用 ホストID 必要
ライセンスサーバのコピープロテクト、ユーザ数の累計で使用未使用
注意:ユーザ数の累計処理が出来なくなります。ライセンス 同時アクセスユーザ数 同時アクセスユーザ数、又は インストールベースライセンスとなります。 - 同時アクセスユーザ数ライセンス、インストールベースライセンス
- 2種類のライセンス形態があります。
- 同時アクセスユーザ数:
- 同時にアクセスしているユーザ数で管理されます。 例:50ユーザ版使用時に、100台のPCにインストールして同時には50ユーザが使用可能となります。
- インストールベース:
- PCにインストールした台数で管理するものです。
同一サイトでのみ使用可能です。
-
ライセンス 接続形態 モバイル環境 1ユーザ版 インストールベース
(PC限定)スタンドアロン又は、
ネットワーク接続○ 複数ユーザ版 同時アクセス - 同一ネットワークセグメント内
常時ネットワークに接続
(ライセンスファイルを共有)>× インストールベース
(PC限定)- ネットワークセグメントを越えて使用する場合
- 複数のライセンスの組合せ
- 同一ネットワーク上に複数のライセンスを組合せて使用する事が可能ですが、各PCで使用するライセンスを指定する必要があります。
- (例)
LicenseFile = \\LicensePC\LicenseA.dat ←Aグループのライセンス
LicenseName = MGCSRT1P
LicenseFile = \\LicensePC\LicenseB.dat ←Bグループのライセンス
LicenseName = MGCSRT1P - <注意>
ライセンスサーバを使用しない為、ライセンスの累計処理はサポートされなくなりました。 複数のライセンスを混在して構成することは可能ですが、全体のユーザ数としては上限を超えていなくても、個々のライセンス毎に同時アクセス数の管理を行うためユーザ数上限と判断される場合があります。 できるだけ、複数ユーザ版を組み合わせて使用するのは避け、余裕のあるユーザ数でご利用ください。 (【注】2013年3月UDC(User's Data Center)によりライセンスを累計することが可能になりました。) - モバイル環境
- uniPaaS Client V1Plus をノートPCにインストールし、ネットワーク環境、モバイル環境を切り替えて使用する場合は、1ユーザ版を使用してください。
- 複数ユーザ版のネットワークセグメントを越えた使用
- インストールベースのライセンスとなります。
同時アクセスでのご使用を希望する場合は、個別セグメント毎に購入をご検討ください。
ご不明な点は、最寄の営業所にご相談ください。 - (例)
150ユーザ版×1本
・PC1~PC100:100ユーザ(インストールベース)
・PC101~PC150:50ユーザ(インストールベース) - <注意>
・全システムでの合計ライセンス数が購入ライセンス数を超えないように設定します。
・同一ネットワークに接続されている必要があります。 スタンドアロンでの使用は出来ません。
・複数サイトの場合は、サイト単位に購入してください。 - uniPaaS Client のライセンス選択フロー
uniPaaS Enterprise Server V1Plusのライセンスについて
- uniPaaS Enterprise Server V1Plusのライセンス
-
- ライセンスは、同時に実行可能なスレッド数です。
- ライセンスサーバ
ライセンスは、ライセンスサーバにより管理されます。ホストIDを共通にすると複数製品のスレッド数を累計して使用することができ、集中してライセンスを管理することが可能です。(例)5+5=10スレッド ライセンスサーバは、ホストIDによりコピープロテクトされています。 - 一度累計したライセンスを分割することはできません。
- 一つのライセンスを異なるネットワーク上で分割して使用することはできません。
-
ライセンスサーバに関して
- ホストID
- MACアドレスを使用していますので、DISKクラッシュ時においても、NICが破損しない限り、同じライセンスで使用することができます。
- コールド・スタンバイ
- 本番環境で動作しない状態でコンピュータシステムを多重化して信頼性を向上させる方式をコールド・スタンバイと言います。 Magicエンジン自体は、ロードバランサーの機能にて容易に対応可能ですが、ライセンスを管理しているライセンスサーバに関しては、以下の注意が必要です。
- 障害が発生したとき人間が手動で切り替えを行うスイッチオーバーで使用する場合に限り、ソフトウェア使用許諾書の 許諾プログラム等の複製の (1) で記載されている「バックアップを目的とする複製」とみなし、ライセンスの追加購入の必要はありません。
- ライセンスコードは、UDCにて再発行の手続きを行います。(再発行理由は、「その他」にしてください) 動作を確認後は、ライセンスサーバPCの電源OFF、サービス(FLEXlm License Server)を停止する等の対応を行いライセンスサーバが動作しないようにしておきます。
- スタンバイ・ライセンス
- サーバクラスタ、仮想化技術等を使用して高可用性のシステムを構成し、フェイルオーバー(システム障害が発生したとき、自動的に冗長な待機系システムに切り換える機能)構成で使用する場合は、別途スタンバイライセンスが必要です。
- ソフトウェア・メンテナンス
- uniPaaS Enterprise Server V1Plusは、ソフトウェアメンテナンス(以降SMT)対象製品となります。
uniPaaS RichClient Server V1Plusのライセンスについて
- uniPaaS RichClient Server V1Plusのライセンス
-
- ライセンスは、Windows RIAの場合は、クライアント側の同時アクセスユーザ数となり、Windows Mobileの場合は、インストールベースとなります。
- ライセンスサーバ
ライセンスは、ライセンスサーバにより管理されます。 ホストIDを共通にすると複数製品のユーザ数を累計して使用することができ、集中してライセンスを管理することが可能です。(例)200+300=500ユーザ)
ライセンスサーバは、ホストIDによりコピープロテクトされています。 - 一度累計したライセンスを分割することはできません。
- 一つのライセンスを異なるネットワーク上で分割して使用することはできません
-
ライセンスサーバに関して
- ホストID
- MACアドレスを使用していますので、DISKクラッシュ時においても、NICが破損しない限り、同じライセンスで使用することができます。
- コールド・スタンバイ
- 本番環境で動作しない状態でコンピュータシステムを多重化して信頼性を向上させる方式をコールド・スタンバイと言います。 Magicエンジン自体は、ロードバランサーの機能にて容易に対応可能ですが、ライセンスを管理しているライセンスサーバに関しては、以下の注意が必要です。
- 障害が発生したとき人間が手動で切り替えを行うスイッチオーバーで使用する場合に限り、ソフトウェア使用許諾書の 許諾プログラム等の複製の (1) で記載されている「バックアップを目的とする複製」とみなし、ライセンスの追加購入の必要はありません。
- ライセンスコードは、UDCにて再発行の手続きを行います。(再発行理由は、「その他」にしてください) 動作を確認後は、ライセンスサーバPCの電源OFF、サービス(FLEXlm License Server)を停止する等の対応を行いライセンスサーバが動作しないようにしておきます。
- スタンバイ・ライセンス
- サーバクラスタ、仮想化技術等を使用して高可用性のシステムを構成し、フェイルオーバー(システム障害が発生したとき、自動的に冗長な待機系システムに切り換える機能)構成で使用する場合は、別途スタンバイライセンスが必要です。
- ソフトウェア・メンテナンス
- uniPaaS RichClient Server V1Plusは、ソフトウェアメンテナンス(以降SMT)対象製品となります。
uniPaaS RichClient Server V1Plus for Mobileのライセンスについて
uniPaaS RichClient Server V1Plusと同一製品構成ですが、Windows Mobile専用のライセンスとなります。
ソフトウェア・メンテナンス
- uniPaaS Enterprise Server V1Plus、uniPaaS RichClient Server V1Plusは、ソフトウェアメンテナンス(以降SMT)対象製品となります。
- uniPaaS Studio、uniPaaS Clientは、対象製品ではありません。
- 初年度のSMT費用は、製品価格に含まれています。
- サービス内容
ソフトウェア・メンテナンスの種類に応じて以下のサービス内容が利用することができます。
ソフトウェア・メンテナンス種類
種類 | メジャーバージョンアップ | アップデート | テクニカルサポート |
---|---|---|---|
スタンダード | ○ | ○ | ○ |
エコノミー | ○ |
- メジャーバージョンアップ:
- 有効期間中に出荷となった新バージョンやリリースへ自由にアップグレードすることができます。
- アップデート:
- サービスパック、パッチ等が提供されます。
- テクニカルサポート:
- 製品のインストールや使用方法など運用環境に関して、Web経由で質問をすることができます。
- 購入した製品(シリアル番号)に対するサポートとなります。
- 運用環境に関するサポートとなります。
- 導入や使用方法に関する日常的、かつ短時間の質問に対する応答
- プログラム・コードに起因する障害に対するサポート
- 契約概要
-
- サイト単位の契約となります。 サイトの定義:同一法人、同一敷地内
- 契約開始日/更新日は、出荷日により決定します。 1年後の翌月1日。 出荷日が1日の場合は1年後の同日となります。
- 契約更新は、自動更新となります。 SMT更新日(サイト単位)にサイト内の全製品を更新します。 追加購入された製品に対しては、SMT更新日に次年度の不足分を計算して調整します。
- SMTの非更新の場合
- メジャーバージョンアップ、アップデート、テクニカルサポートの全ての権利を失います。
特に、アップデート(サービスパック、パッチ)の適用が出来なくなりますので注意してください。 - その他の注意点
-
- SMT製品、非SMT製品を組み合わせて使用することは出来ません。
(例)SMT製品5スレッド×2本=10スレッドの構成で使用しており、SMT更新時に一本のみを更新することは出来ません。 - SMT更新を行わず、後日に再度SMT取得を希望する場合には、未契約期間の通常費用の2倍の費用を支払うことにより継続することが可能です。
- パートナー様経由でご購入の場合は、パートナー様にご注文ください。
- 購入前にエンドユーザ様のユーザ情報(サイト情報)が必要です。
- ライセンスコードの再取得
メンテナンス更新日以降にリリースされたSP等のモジュールを適用する場合、事前にライセンスコードの再取得が必要になる場合があります。
- SMT製品、非SMT製品を組み合わせて使用することは出来ません。
バンドルDBMS
Magic uniPaaS V1Plus 各製品には、以下のDBMSがバンドルされます。
製品名 | uniPaaS Studio V1Plus | uniPaaS Client V1Plus | uniPaaS Enterprise Server V1Plus | uniPaaS RichClient Server V1Plus(for Mobileも含む) |
---|---|---|---|---|
Actian PSQL v12 Workgroup for Magic (5ユーザ) | ○ | ○ | - | - |
Actian PSQL v13 Workgroup for Magic (5ユーザ) |
○ | ○ | - | - |
- 参考:
-
- uniPaaS Enterprise Server V1Plus、uniPaaS RichClient Server V1Plusには、DBMSはバンドルされません。
- Actian PSQL v13 Workgroup for Magicは、2018年12月21日出荷分よりバンドルされています。
- Actian PSQL v12 Workgroup for Magicは、2019年10月出荷分よりバンドルは廃止されます。
- Actian PSQL for Magic製品のご購入に関しましては、弊社営業までお問い合わせください。
- 重要:バンドルDBMSのサポートについて
-
- バンドルされている Actian PSQL v12 Workgroup for Magic、Actian PSQL v13 Workgroup for Magic については、弊社サポートセンターのサポート対象となります。
WTS(Windows Terminal Server)、Citrix XenApp で使用する場合の注意点
- Magic製品(uniPaaS Studio、uniPaaS Client)を接続可能なクライアント台数分のMagic uniPaaSライセンスの購入が必要になります。
- Magic以外のアプリケーションを使用している場合には、事前に動作確認を行ってください。
- Magicサポートセンターへは、通常のWindows環境での現象確認をして頂きお問い合わせください。
WTS(Windows Terminal Server)、Citrix XenApp(Citrix Presentation Server/MetaFrame)環境で発生する固有の問題については各ベンダーにお問い合わせください。 - ご不明な点は、最寄の弊社営業所へお問い合わせください。
ASP、SaaSでの使用について
ASP(Application Service Provider)、SaaS(Software as a Service)でMagic製品を使用する場合は、個別の契約が必要となります。
詳細は、最寄の営業所にご確認ください。