Magic uniPaaS for IBM i
IBM i 上で、高生産性とメンテナンス性を実現する統合アプリケーション開発・実行プラットフォーム
Make your business applications available anytime, anywhere.
Magic uniPaaSは、最も高い生産性と保守性を誇るビジネスアプリケーション開発フレームワークです。20年の経験と実績に裏付けられたマジック・パラダイムをもとにして、コンポジット・アプリケーション開発の分野で業界をリードしており、刻々と変化するビジネス環境からの要求に、貴社の情報システムをいち速く対応させることができます。 Magic uniPaaSの驚異的な生産性の高さによって、ROI(利益投資率)やビジネスの価値を高めることができます。
Magic uniPaaS for IBM i は、IBM i (System i 、iSeries、AS/400)向けのMagic製品です。 IBM i にMagic uniPaaSの優れた開発生産性/メンテナンス性 を実現するための機能を提供します。
特徴
GUIによるビジュアルな開発環境で迅速にC/S、RIA、Webアプリケーションを構築
3GL言語をベースとしていた従来とは異なり、GUIを利用した快適なプログラミング環境を実現します。 ビジュアルな開発パラダイムを使用してC/S、RIA(Rich Internet Application)、Webアプリケーションが統合されたアプリケーション開発環境を提供します。オープンでインターオペラビリティ(相互運用性)の高いアプリケーションを、たった一つの開発パラダイムで迅速にプロトタイプ作成から開発、実行まで迅速に行えます。
ビジネス・アプリケーションに特化した設計
どのようなタイプのソフトウェアにも対応しようとする他の開発環境と異なり、Magic uniPaaSはビジネス・アプリケーションに特化して設計されています。Magic uniPaaSは、複雑なビジネス・アプリケーションの要求を満たすことに焦点を絞っており、ビジネスの要求とそれをサポートする技術の橋渡しをするものです。
Magic uniPaaSの設計者は、ビジネス上のニーズや実用性に集中することが出来、それをどう実現するかという技術的詳細は、Magic実行エンジンが自動的に行ってくれます。
リポジトリベースの開発による圧倒的な生産性とメンテナンス性
ステートメントレス、コンパイルレス、リンカレスを実現するリポジトリベースの独自の開発パラダイムは、これまでになかった圧倒的な生産性とメンテナンス性を実現します。
例えば主キーや参照キーとなる商品コードや顧客コードなどをリポジトリ内で定義することで、桁数などの変更点があってもリポジトリの修正のみでその他の膨大な修正を自動的に変更します。
この継承機能は、単にフィールド(カラム)属性に留まらず、ボタンやテーブル、フォームなどGUIのコントロールも一元管理させることが可能です。 開発とメンテナンスに必要としていた時間とコストを最小限におさえるとともに、煩わしい修正作業から開発者を解放します。
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既存IBM i資産との共存
Magic uniPaaSにより、従来の5250画面が完全なGUI/RIA/Webのシステムに移行させることが可能です。その場合、既存の資産(プログラム、データ)を再利用して構築することができます。
IBM iのCL、RPGなどのプログラム資産を呼び出すことができるので既存IBM i資産を有効に利用することができます。
テーブル定義取得機能を使用することにより既存の物理ファイル、論理ファイルの再定義を行うことなく既存 DB2 for IBM i(DB2/400)のファイルにアクセスすることが可能です。 新規にファイルを作成することも可能です。
IBM i (OS400)の各種コマンドの提供
IBM i のCLコマンド起動、プログラム起動のみでなく、スプールファイル、IFS、システム値、コード変換等の操作を行う各種プロシージャが提供されています。
ミドルウェアによるDB2 for IBM i(DB2/400)への高速アクセスを実現
ミドルウェア(EASYCOM)を使用してDB2 for IBM iのデータベース(物理ファイル、論理ファイル)の定義取得、新規作成を可能にします。 専用のミドルウェアを使用していますので、物理ファイル/論理ファイルへのアクセスは、非常に高速です。
Windows環境からのアクセスの場合、他のRDBMS(Oracle、SQLServer、Pervasive.SQL)へのアクセスも同時に行うことも可能です。
DB2 for IBM i(DB2/400)への2種類のアクセス方法をサポート
2種類のゲートウェイを提供することにより、通常のRPGプログラム等で使用するシステム・ファイル・アクセス方式と、SQLでのアクセスの両方をサポートしており、システムの用途に応じて使用することが可能です。
製品概要
Magic uniPaaS for IBM i は、以下の製品で構成されています。
高生産性とメンテナンス性を実現する統合アプリケーション開発プラットフォーム
- uniPaaS Studio
- 高生産性とメンテナンス性を実現する統合アプリケーション開発プラットフォームです。詳細は、こちら
C/Sアプリケーション実行プラットフォーム
- uniPaaS Client
- uniPaaS Studioで開発されたC/S型Magicアプリケーションを実行することができます。 DB2 for IBM iへのアクセスには、 uniPaaS IBM i Gateway のライセンスが必要です。
RIA(リッチクライアント)サーバプラットフォーム
- uniPaaS RichClient Server
- uniPaaS RichClient Server は、uniPaaS Studioで開発されたRIA(Rich Internet Application)アプリケーションを実行するサーバプラットフォームです。ひとつの開発パラダイムでRIAのクライアントおよびサーバの両方を統合開発することができる業界初めてのツールです。 Magic uniPaaSで開発された単一のMagicプロジェクトは、自動的にクライアントとサーバのパーティショニング(分離)が行われ、さらにクライアント側の配布・更新はすべて自動で行われます。
- 詳細は、こちら
アプリケーションサーバプラットフォーム
- uniPaaS Enterprise Server
- uniPaaS Enterprise Server は、uniPaaS Studioで開発されたWebアプリケーション、アプリケーションパーティショニング、アプリケーション・サービスを実現する強力でオープンなプラットフォームを提供します。 マルチスレッド、アプリケーションサーバアーキテクチャは、高いスケーラビリティとオープンな環境を実現します。
- 詳細は、こちら
アーキテクチャ
製品構成
製品名 | 用途 | 備考 |
---|---|---|
uniPaaS Studio(1ユーザ) | 開発用 | 開発用のIBM i ゲートウェイ (uniPaaS IBM i Gateway) ライセンスは、10ユーザ無償 |
uniPaaS Client (5,10,15,20,25,30,35,40,45,50,75,100,150ユーザ)※ |
C/S実行用 | DB2 for IBM i へアクセスするには、別途uniPaaS IBM i Gatewayが必要 |
uniPaaS Client for IBM i (5,10,15,20,25,30,35,40,45,50,75,100,150ユーザ) ※ |
C/S実行用 | |
uniPaaS IBM i Gateway (5,10,15,20,25,30,35,40,45,50,75,100,150ユーザ)※ |
IBM iゲートウェイ(実行) | DB2 for IBM i へアクセスするゲートウェイ |
uniPaaS Enterprise Server (2,5,15,35スレッド) |
アプリケーションサーバ (Windows) |
DB2 for IBM i へアクセスするには、別途uniPaaS IBM i Gatewayが必要(スレッド数と同じユーザ数のライセンスが必要) |
uniPaaS RichClient Server (5ユーザ~)※ |
Magicリッチクライアントサーバ (Windows) |
DB2 for IBM i へアクセスするには、別途uniPaaS IBM i Gatewayが必要(ユーザ数と同じユーザ数のライセンスが必要) |
※150ユーザ以上の構成の場合は、複数の製品(ユーザ数)を組み合わせて構成します。
動作環境
各製品での機能比較は、以下のようになります。
IBM i モデル | IBM i/System i/iSeries/AS/400全型式 |
---|---|
IBM i(OS/400)バージョン | V5R3以降 |
uniPaaS Studio | OS:Windows2003/2008/XP/Vista |
uniPaaS Client | OS:Windows2003/2008/XP/Vista |
uniPaaS Enterprise Server uniPaaS RichClient Server (Windows版) |
OS:Windows2003/2008 |
最新の動作環境は、こちらをご覧下さい。