Magic xpa on Windows 10 動作確認レポート
マジックソフトウェア・ジャパン株式会社
ソリューション本部 技術部
2015年12月28日
動作確認レポート
はじめに
このドキュメントは、Windows10における Magic xpa の動作確認テストの結果について記述したものです。
対象製品
- Magic xpa Enterprise Studio / Enterprise Client / RIA Client
バージョン
Ver 2.5b / 2.4c PT2
動作環境
- CPU :Intel Core i5-3470 3.20GHz
- メモリ:8GB
- OS:Windows 10 Pro (x64) / Windows 10 Enterprise (x64)
使用した関連ソフトウェア
- Actian PSQL v12 for Magic
- Microsoft SQL Server 2014 Express (x64)
- Oracle Database 12c / Oracle Client 12c (32bit)
- Microsoft Visual Studio Team Foundation Server 2013 / Team Explore 2013 + MSSCCI Provider 2013 (32bit)
検証結果
上記の動作環境において、Enterprise Studio, Enterprise Client, RIA Client の動作検証を行った結果、その互換レベルにおきまして正常に動作することを確認いたしました。
ただし、データベース、および関連ソフトは、2015年12月現在、Windows10で正式に動作保証がなされていない製品が含まれます。(*1, *2)
留意事項
- デスクトップデザインの変更に伴い、メイン、およびSDIのフォーム画面のタイトル、システムボタン、境界線、ステータス行の表示は変更されますが、MDIのフォーム画面については、以前のOSのフォームイメージで表示されます。
- 上記に関連して、メイン、およびSDIのフォーム特性/境界スタイルの設定は無効になります。
- エディットコントロールでのIMEの自動起動を有効にする場合、コントロールパネル→時計、言語、および地域→言語→詳細設定の「アプリウィンドウごとに異なる入力方法を設定する」をチェックする必要があります。
- Windows10で追加された新しいフォント(Yu Gothic, 游ゴシック, 游明朝) を設定/フォントテーブルから登録する際、それらのフォントスタイルに細字、太字、中太等を選択すると、フォント名にフォントスタイルの情報が付加されます。その設定から再度フォントを変更する際、ダイアログを開くとフォント名がクリアされるので注意が必要です。
- (*1) 本動作検証時にWindows10で正式に動作保証がなされていない製品は以下です。
・Oracle Client 12c
・Team Explore 2013 + MSSCCI Provider 2013 - (*2) 2015年12月現在、Visual Studio 2015に含まれるTeamExploreからは、Magic xpa からTFSに接続できません。
以上