Magic xpa 4.6.1/3.3によるAzure DevOps Server 2020 動作確認レポート
マジックソフトウェア・ジャパン株式会社
ソリューション本部 技術部
2021年1月
はじめに
このドキュメントは、Azure DevOps Server 2020 (以下、DevOpsと略称) (旧称: Team Foundation Server (以下、TFSと略称)) を使って Magic xpa Enterprise Studio4.6.1/3.3のプロジェクトに対するバージョン管理を行った場合の動作確認テスト結果について記述したものです。
動作検証環境
OS バージョン:
- サーバ: Windows Server 2019 Standard
- クライアント: Windows 10 (x64) Enterprise (*1)
DevOps/TFSバージョン:
- Azure DevOps Server 2020 18.170.30525.1
- Visual Studio Team Explorer 2013 Update5 (*1)
- Visual Studio Team Foundation Server 2013&2015 MSSCCI Provider (32bit) (*2)
Magic xpa 製品バージョン:
- Magic xpa Enterprise Studio 4.6.1 PT2 / 3.3d PT2
検証結果
TFS 2018 と同等のレベルにおいて動作することを確認いたしました。(*3)
関連技術文書
Microsoft Team Foundation Server を使用したバージョン管理
Azure DevOps Server 2019を使用したバージョン管理 補足資料
留意事項
- (*1) Windows10クライアントでは、TeamExplorer 2013 Update5より前のバージョンではエラーが発生することが報告されています。
- (*2) TFS 2013&2015 MSSCCI Provider (32bit)は、2021年1月現在、Microsoft社のサイトからダウンロード可能です。
- DevOps 2020 とTeam Explorer 2013&2015 の組み合わせは、旧バージョンの機能を利用する上で互換性が保持されています。
(参考) https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/devops/server/compatibility?view=azure-devops-2020 - (*3) バージョンコントロールは「TeamFoundationバージョン管理」で確認しています。
- インストール後のプロジェクトの作成、および設定について、上記の関連技術文書をお読みください。
- DevOpsではシャドウフォルダの機能は無効です。プロジェクトの新規作成時の「ローカルファイルの定義方法」は「A=すべてのオブジェクト」に設定します。
- DevOpsでのプロジェクト管理を行う上で「ワークスペース」の概念が重要になりますので、Microsoft社のサイトの関連ドキュメントを参考にしてください。
「ワークスペースの操作」 http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms181383.aspx - DevOps 2020には、ダウングレード権が提供されていますので、このバージョンのCALを使用して以前のバージョンのTFSにアクセス可能です。
(参考)https://visualstudio.microsoft.com/wp-content/uploads/2020/03/Visual-Studio-Licensing-Whitepaper-Mar-2020.pdf (英語)
サポートについて
- 弊社サポートセンターでは、上記のDevOpsのバージョンとMagic xpa Enterprise Studio 製品を組み合わせをサポート対象とし、ご質問をお受けいたします。
- DevOpsには非常に多くの機能がありますが、弊社サポートセンターでお受けする質問の範囲は、Magic xpa Studioの操作・機能・動作に関するもののみと致します。
以上