Magic uniPaaS V1PlusによるMicrosoft Team Foundation Server 2018 動作確認レポート
マジックソフトウェア・ジャパン株式会社
ソリューション本部 技術部
2018年8月
はじめに
このドキュメントは、Microsoft Team Foundation Server 2018 (以下、TFSと略称) を使って Magic uniPaaS Studio V1Plusのプロジェクトに対するバージョン管理を行った場合の動作確認テスト結果について記述したものです。
動作検証環境
OS バージョン:
- サーバ: Windows Server 2012 / 2012R2 / 2016
- クライアント: Windows 7 (x64) SP1 / Windows 10 (x64) Enterprise (*1)
TFS バージョン:
- Team Foundation Server 2018 / Team Foundation Server 2018 Update2
- Visual Studio Team Explorer 2013 Update5 (*1)
- Visual Studio Team Foundation Server 2013&2015 MSSCCI Provider (32bit) (*2)
Magic xpa 製品バージョン:
- Magic uniPaaS V1Plus (Ver1.9 g2)
検証結果
Microsoft Visual Source Safe / TFS 2013 と同等のレベルにおいて動作することを確認いたしました。
関連技術文書
Microsoft Team Foundation Server を使用したバージョン管理
Team Foundation Server 2018を使用したバージョン管理 補足資料
留意事項
- (*1) Windows10クライアントでは、TeamExplorer 2013 Update5より前のバージョンではエラーが発生することが報告されています。
- TeamExplorer 2013 Update5 はTFS 2013 Update5(TFS2013 Update5は、2018年8月現在、Microsoft社のサイトからダウンロード可能) にバンドルされています。
- (*2) TFS 2013&2015 MSSCCI Provider (32bit)は、2018年8月現在Microsoft社のサイトからダウンロード可能です。
- TFS2018とTeam Explorer 2013&2015 の組み合わせは、旧バージョンの機能を利用する上で互換性が保持されています。
(参考) https://docs.microsoft.com/en-us/tfs/server/compatibility?view=vsts - TFS 2018には、ダウングレード権が提供されていますので、このバージョンのCALを使用して以前のバージョンのTFSにアクセス可能です。
(参考) https://visualstudio.microsoft.com/wp-content/uploads/2017/11/Visual-Studio-2017-Licensing-Whitepaper-November-2017.pdf (英語) - インストール後のプロジェクトの作成、および設定について、上記の関連技術文書をお読みください。
- TFSではシャドウフォルダの機能は無効です。プロジェクトの新規作成時の「ローカルファイルの定義方法」は「A=すべてのオブジェクト」に設定します。
TFSでのプロジェクト管理を行う上で「ワークスペース」の概念が重要になりますので、Microsoft社のサイトの関連ドキュメントを参考にしてください。
「ワークスペースの操作」 http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms181383.aspx
サポートについて
- 弊社サポートセンターでは、上記TFSバージョンとuniPaaS Studio V1Plus 製品を組み合わせをサポート対象とし、ご質問をお受けいたします。
- TFS自体には非常に多くの機能がありますが、弊社サポートセンターでお受けする質問の範囲は、uniPaaS Studioの操作・機能・動作に関するもののみと致します。
以上