Magic uniPaaS V1Plusによる Oracle12c の動作確認レポート
マジックソフトウェア・ジャパン株式会社
ソリューション本部 技術部
2014/1/10
動作確認レポート
はじめに
このドキュメントは、Magic uniPaaS 1.9g2 によるOracle12c の動作確認テストの結果について記述したものです。
対象
- Magic uniPaaS Ver1.9g2 (PT3)
- Magic uniPaaS Ver1.9g2 Oracle データベースゲートウェイ : MGOracle.dll(Ver1.9g-0)
動作環境
- クライアント
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- CPU :Intel Core i5-3470 3.20 GHz
- メモリ:4GB
- OS:Windows 7 Professional/Windows 8 (64bit)
- クライアントモジュール: Oracle Client 12.1.0.1.0 for Microsoft Windows(32bit) クライアント
- Magic uniPaaS Ver1.9g2 PT3 + MGOracle.dll
- サーバ
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- CPU :Intel Core i5-3470 3.20 GHz
- メモリ:8GB
- OS:Windows Server 2012 Standard Edition
- Oracle Standard Edition 12.1.0.1.0 for Microsoft Windows(64bit)
検証結果
Oracle11g で動作可能なアプリケーションで検証した結果、その互換レベルにおきまして、正常に動作することを確認いたしました。
留意事項
Oracle 12c の新機能、仕様変更に関して、本モジュールにおきましてサポート対象外とさせていただきます。
現在、確認している点は以下の通りです。
- マルチテナントアーキテクチャーについて
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Oracle12cでは、マルチテナントアーキテクチャーによるコンテナデータベースとプラガブルデータベースの構成が、インストール時またはデータベース作成時のデフォルトで行われます。Magic uniPaaSでは、Oracleクライアント(32bit)でのプラガブルデータベースに対する接続可能な環境(*)において、動作を確認しています。
また、プラガブルデータベースを作成しないOracle 11g以前と同様のデータベース構成においても、動作を確認しています。
(*) Oracleクライアントにおけるネットサービス名のサービス名に、プラガブル・データベース名(デフォルトではpdborcl)を設定。
- VARCHAR2型/NVARCHAR2型/RAW型のサイズ拡張について
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VARCHAR2型、NVARCHAR2型、RAW型の最大サイズが4000バイトから32Kバイトに拡張することが可能になりましたが、現在のMagic uniPaaS 1.9g2 では対応していません。
- IDENTITY columnsについて
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Oracle12cでは、数値型カラムに対して、自動採番を行うANSI標準のIDENTITY Columnsがサポートされました。
カラム特性/タイプに「NUMBER GENERATED AS IDENTITY」などの設定を行うことによって、テーブルの新規作成時に有効にすることが可能ですが、このオプションの仕様により、以下の点に注意して下さい。
- カラム特性/NULL値可、デフォルト値、データベースデフォルト値の設定は無効になります。
- プログラムのデータビューに、この設定を行ったカラムを定義した場合、実行時にデータの登録および修正を行うとエラーが発生します。
以上