Magic xpa Application Platform 4 : 動作環境
Magic xpa Application Platform 4 の動作環境は?
最新の対応サポートDBMS、対応OSは?
Windows Server x64 (64bit) Editionの環境で、DBMSを使用する上で注意する点はありますか?
■Magic xpa Application Platform のクライアント製品の場合は、32ビットアプリケーションなので、WOW64上で実行されることになり、各DBMSのクライアントライブラリもWOW64上で動作する32ビット版のものが必要になります。
Magic xpa Application Platform の動作は、利用しているDBMSのクライアントライブラリがWOW64での動作を保証していることが前提となりますので、各DBMSベンダーに確認してください。
(例)
□Windows10(x32)
Magic Client (x32) -Oracle Client (x32) <--> Windows Server (x64) Oracle Database
□Windows10(x64)
Magic Client (x32) -Oracle Client (x32) <--> Windows Server (x64) Oracle Database
■Magic xpa Application Platform のサーバ製品の場合は、32ビット、64ビットを選択してインストールすることができますので、環境に合わせてインストールします。
(例)
□Windows Server 2019(x64)
Magic xpa Enterprise Server (x32) -Oracle Client (x32) <--> Windows Server (x64) Oracle Database
□Windows Server 2019(x64)
Magic xpa Enterprise Server (x64) -Oracle Client (x64) <--> Windows Server (x64) Oracle Database
Magic xpa Application Platform 4 : Magicライセンス関連
バージョンアップした場合、旧バージョンのライセンスは、どうなりますか?
原則、以下のようになります。
- 開発版(Magic xpa Enterprise Studio):
乗継-旧バージョンは、メンテナンス用に移行後も継続して使用することが可能です。 - 実行版(サーバ製品も含む):
差替-旧バージョンは、新バージョンに移行後、旧バージョンの使用権を失います。 ただし、システム移行目的で使用する場合に限り、最大90日は並行使用が可能です。
ASP、SaaSで使用する場合、注意することがありますか?
通常のライセンスは、エンドユーザの自社使用目的でのみ使用可能です。
ASP(Application Service Provider)、SaaS(Software as a Service)でMagic製品を使用する場合は、個別の契約が必要となります。
他のソフトウェア(DBMS等)においても同様に注意が必要です。
ライセンスに関しては、最寄りの営業所へご確認ください。
Magic xpa Enterprise Studio-Magic xpa Enterprise Studio はハスプを使用していますか?
使用していません。インストールベースのライセンスとなり、特定のPC1台にのみインストール可能です。
Magic xpa Enterprise Studio-起動してプロジェクトをオープンすると「使用ユーザ数の上限を超えました。」のメッセージが表示されます。
同一のライセンスを複数PCで使用している場合に表示されます。各PC毎にライセンスを準備するようにしてください。
Magic xpa Enterprise Client-Magic xpa Enterprise Client をインストールする拠点(サイト)が分かれている場合、どのような購入形態になりますか?
拠点(サイト)毎に分割して購入して頂くことになります。
Magic xpa Enterprise Client-移動して使うノートPCでMagic xpa Enterprise Clientを使う場合、どのようなライセンスが良いですか?
Magic xpa Enterprise Client をノートPCにインストールし、ネットワーク環境、モバイル環境を切り替えて使用する場合は、1ユーザ版を使用してください。
Magic xpa Enterprise Client-同時アクセスユーザの意味は、何ですか?
同時に使用するユーザ数で管理するライセンス形態のことです。
Magic xpa Enterprise Clientをファイルサーバ上にインストールし、複数のPCで共有する形態になります。
同時にアクセスしているユーザ数で管理されます。全PC台数分のライセンスを購入しなくても良いので、導入費用を抑えることが出来ます。(例:50ユーザ版使用時に、100台のPCで共有して同時には50ユーザが使用可能となります)
ただし、1ユーザ版、及びネットワークセグメントを越えて複数ユーザ版を使用する場合は、インストールベースのライセンスとなります。
Magic xpa Enterprise Client-サイト単位で使用するライセンス形態、またはパッケージで使用するライセンス形態等の、ライセンス形態はありますか?
最寄りの営業所にご確認ください。
Magic xpa Enterprise Client-ライセンスサーバを使用しますか?
使用しません。これにより、以下のようなメリットがあります。
- 事前ユーザ登録が不要(ユーザ登録が無くても使用可能)
- ライセンスサーバのPCが不要
- ホストIDが不要になり、導入時、システム変更時の作業負荷の低減
Magic xpa Enterprise Client-起動してまもなくして「使用ユーザ数の上限を超えました。」のメッセージが表示されます。
Magic uniPaaS V1Plus、Magic xpa 2/3/4では、ライセンスサーバを使用しなくなったため、ライセンスのチェックに時間が掛かるようになりました。 起動後、約20秒後に使用ユーザ数の上限を超えている場合は、上記のメッセージを表示します。 その後、約1分後にMagic xpa Enterprise Client は強制的に終了します。
従って、同時アクセスユーザ構成の場合は、以下のような考慮が必要です。
運用での回避:
- エラーダイアログが表示されたら、即時に入力作業を終了しMagic xpa Enterprise Client を終了するようにする。
アプリケーションでの対応:
- アプリケーション側でログインしているユーザ数とMagicライセンス数をチェックし、超えている場合はエラーメッセージを表示し終了するようにする。
インストールベースライセンスにする:
- クライアント台数分のライセンスをご購入となります。
Magic xpa Enterprise Client-複数ユーザ版に別途ユーザ数を追加したいのですが、累計したライセンス数で同時アクセスユーザを実現するにはどうすれば良いですか?
ライセンスを累計する必要があります。
UDCによりライセンスを累計することができます。ただし、RDS(Remote Desktop Services)、Citrix XenApp(Citrix Presentation Server/MetaFrame)環境のようにサーバ環境で一元的に動作する環境以外では、150ユーザ以上の合計ライセンスが多い累計は推奨いたしません。
詳細は最寄りの営業所にご確認ください。
Magic xpa Enterprise Client-ステータスバーに「ライセンスの制限に達しました。有効なライセンス待ちです」と表示されるます。
並行実行のバッチタスクを複数同時に起動されている場合、その上限の5に達した時に表示されます。上限に達したら、実行中のバッチタスクが終了するのを待ち、空いたら待機中のバッチを実行します。
Magic xpa Enterprise Server-スレッドライセンスは何を意味しますか?
Magic xpa Enterprise Server、複数のクライアントから出されるリクエストに対して処理を行いますが、同時に処理できる処理数を意味します。
一般にスレッド数が多いほど、同時に処理ができるためパフォーマンスが向上します。 もし、スレッド数が不足した場合は、リクエストはキューイングされて待ち状態となり、スレッドが開放されるのを待ちます。
Magic xpa RIA Server-オフラインを使用する場合のライセンスは、どうなりますか?
■同時アクセスユーザ、インストールベースライセンス:
Magic xpa 3.0から、Magic xpa RIA Serverでは、同時アクセスユーザ、インストールベースライセンスを選択して使用できるようになりました。
- 同時アクセスユーザ:
同時アクセスユーザ数は、同時アクセスユーザ数に応じたライセンス体系です。(従来のライセンス)
オフラインをサポートしません。
一つでもオフラインRIAプログラムがあるアプリケーションは、オフラインアプリ(インストールベースライセンス)となります。 - インストールベースライセンス:
端末へクライアントエンジンをインストール数に応じたライセンス体系で 購入ライセンス分のみインストールすることができます。 インストールしたユーザ数を管理するのは、利用者の責任となります。
インストールベースライセンスの場合は、オフラインをサポートします。
■Named Userライセンス:
使用するユーザ数に応じたライセンス体系です。
同時アクセスユーザとは異なり、接続して使用するユーザの総数です。
お客様のご要望に応じて様々なライセンス形態で提供することが可能ですので、最寄りの営業所へご確認ください。
Magic xpa RIA Server-同時アクセスユーザライセンスとNamed Userライセンスの違いは何ですか?
同時アクセスユーザライセンスは、同時にアクセスするユーザ数に応じたライセンス体系です。
Named Userライセンスは、システムを使用する固有のユーザの総数となります。
(例)5000端末、4000ユーザ、同時に使用する最大ユーザ(デバイス数)数が2000の場合:
■購入ライセンス数
- 同時アクセスユーザライセンス→2000ユーザ
- Named Userライセンス→4000ユーザ
- デバイス(インストールベース)ライセンス→5000デバイス(ユーザ)
■デバイスインストール数
同時アクセスユーザライセンス、Named Userライセンスは、インストールできるデバイス数には、制限はありません。
同時アクセスユーザの場合は、同一ユーザが、複数のデバイスを同時に使用した場合、ライセンスは個別に消費されます。
Named Userライセンスの場合は、同一ユーザが、複数デバイスを同時に使用した場合は、ライセンス的には1ユーザのみ消費している事となります。
インストールベースライセンスの場合は、購入ユーザ数分のみ端末へインストールすることが出来ます。
■オフライン対応
Named Userライセンス、インストールベースライセンスでは使用する事ができますが、同時アクセスユーザライセンスは、オフラインで使用することが出来ません。
Magic xpa RIA Server-Named Userライセンスを購入しています。使用する人は同一ユーザで、デバイス数が増える場合にライセンスを追加購入する必要はありますか?
使用するユーザ数が変わらずにデバイス数だけが増える場合にはライセンスを追加する必要はありません。
Magic xpa RIA Server-Named Userライセンスを購入しています。 使用するデバイス数は変化しませんが、使用するユーザが増える場合は、ライセンスを追加購入する必要はありますか?
Named Userライセンスは、接続する特定のユーザ個人の人数によるライセンスとなる為、追加購入の必要があります。
Magic xpa RIA Server-復数のアプリケーション稼働時に、ライセンスを動的に割当できますか?
フローティングライセンスの機能を使用すれば可能です。
Magic xpa サーバ(RIA Server、Enterprise Server、WebClient Server)の一つのサーバインスタンスでは一つのアプリケーションしか実行できません。複数のアプリケーションを並行して稼働させたい場合には、アプリケーション別に複数のインスタンスを起動します。
通常のライセンスでは、各インスタンスに割り当てるライセンスは固定的となります。
その場合、運用中のアプリケーションの利用状況に応じて柔軟に対応することができません。
例えば、アプリケーションAはライセンス数が空いているのに、アプリケーションBはライセンス数が全て消費されて、アプリケーションBを追加起動できない状況が起こりえます。
フローティングライセンスはこのような事態を回避する機能です。
複数のインスタンスを起動する際、全体として消費するライセンス数を指定し、個々のインスタンスへのライセンス割り当ては、使用状況に応じて動的に行います。
Magic xpa WebClient Server-どのようなライセンスですか?
同時アクセスユーザです。
Magic xpa Application Platform 4 : インストール関連
Magic xpa Enterprise Client-複数ユーザ版(同時アクセスユーザ)の場合に、クライアント側には何をインストールするのですか?
Magic xpa Enterprise Clientの本体は、ファイルサーバ上にインストールしますので、クライアント側にはMagic xpa Enterprise Clientへのショートカット作成や、必要に応じてクライアント側のローカルDBや、クライアントで使用したいユーティリティ等をインストールします。
Magicで開発されたアプリケーションパッケージを簡単にインストールする方法はありませんか?
AIU(Application Installation Utility)を使用すると、お客様が開発したMagicアプリケーションとMagic xpa Application Platform 4 を同時にインストールすることが可能です。 AIUは、Magic xpa Application Platform 4 : 製品DVD、またはアップデートライブラリよりダウンロードすることができます。
ライセンスに関しては、最寄りの営業所にご確認ください。
Magic xpa Application Platform 4 : DBMS関連
Magic xpa Application Platform 4 にはDBMSがバンドルされていますか?
Magic xpa Enterprise Studio および Magic xpa Enterprise Client 製品には、以下のDBMSがバンドルされています。 (2019年12月現在)
・Actian PSQL v13 Workgroup for Magic 5ユーザ
※Actian PSQL v13 Workgroup for Magicは、2021年9月末まで、Actian PSQL v14以降のバンドル予定はありません。
Magic xpa Enterprise Server、Magic xpa RIA Server 、Magic xpa WebClient Server製品には、DBMSはバンドルされていません。
バンドルされているDBMSの、制限事項はなんですか?
株式会社エージーテック社が販売している、Actian PSQL v13 Workgroup と同様の製品ですが、Magicで開発されたシステムでのみ使用することが可能です。
弊社とサポート契約を締結しているお客様は、Magicサポートセンターにてテクニカルサポートを受けることができます。
Magicのアプリケーション開発時にプロジェクトファイル用として、Actian PSQLが必要ですか?
いいえ。
Magic uniPaaS V1Plus/Magic xpa Application Platform では、プロジェクトファイル(従来のMagicコントロールファイル)が、XMLファイル形式となりました。
又、実行時には、キャビネットファイル形式(V9のフラットファイルに相当)にして使用します。
PSQLを使用するシステムでPSQL v13 Server for Magicが別途必要になる場合は、どのような時ですか?
開発環境 (Magic xpa Enterprise Studio) および実行環境(Magic xpa Enterprise Client)の場合:
6台以上のPCでActian PSQL(Pervasive)のデータを共有して使用する場合。
5台までは、製品にバンドルされている Actian PSQL(Pervasive)Workgroup を使用することが可能です。
実行環境(Magic xpa Enterprise Server/Magic xpa RIA Server/Magic xpa WebClient Server)の場合:
PSQLのデータをMagic xpa Enterprise Client やその他のアプリケーションと共有する場合。
PSQL Internet/Intranet Licensing が別途必要な場合があります。 インターネットあるいはイントラネット環境において、Pervasiveのクライアント・ソフトウェアを使わずに、Web Serverやアプリケーション・サーバー経由にてご利用頂く場合に必要なライセンスです。このライセンスにより不特定多数のインターネット・ユーザーならびに無制限のイントラネット・ユーザーがデータベースを利用することができます。
PSQL v13 Server (for Magic無し)は、サポートされないのですか?
サポートされません。
Magic xpa Application Platform 4 : Magicの製品仕様
Magic xpa Application Platform は、なんと読みますか?
マジック エックスピーエー アプリケーション プラットフォームです。
Magic xpa Enterprise Server-どんな時に使用するのですか?
Webアプリケーション、3階層のC&Sシステム(アプリケーションパーティショニング)、RIAアプリケーションでのバッチ処理を実装する場合に使用します。
Magic xpa Enterprise Server-何スレッドあれば良いのですか?
構築するアプリケーション、システム構成により異なります。
Magic xpa Enterprise Studioは、一部制限がありますがMagic xpa Enterprise Serverの機能を有していますので事前評価を行うことが可能です。
又、事前評価のために、Magic xpa Enterprise Serverの期限付きライセンスの貸し出しも行っていますので、最寄りの営業所へお問合せください。
Magic uniPaaS V1Plus/Magic xpa 2.x/Magic xpa 3.xのアプリケーションは、Magic xpa Application Platform 4 でそのまま動作しますか?
動作しません。
Magic uniPaaS V1Plus/Magic xpa 2.x/Magic xpa 3.xのプロジェクトをMagic xpa Application Platform 4 に取り込み、プロジェクトを再構築する必要があります。
基本的には上位互換となっていますが、仕様変更、機能削除、新機能の追加、不具合の修正等に伴う、細かな動作の違いが発生する場合があります。
特にMagic xpaは、オンラインタスク(クライアントサーバ)のGUIがWin32から.NET frameworkへ移行していますので注意が必要です。詳細は、Readme、マニュアル等をご確認ください。
バージョン管理とは、何ですか?
プログラム開発において、ソースコードやリソースデータなどの変更履歴を管理するシステムのことです。
Magic xpa Application Platform では、プロジェクト管理のためにデータベースを利用するといった手間を省き、各プロジェクトソースは既定のXMLスキーマによってXMLドキュメントとして記述し保存されるようになりました。
Magic xpa Application Platform の標準的なバージョン管理機能として、オブジェクトへのチェックイン/チェックアウト、前バージョンへの復帰、最新バージョンの作成、各バージョンへの名前付け、バージョン間の内容差異を確認することなどが利用できます。
バージョン管理のために別製品を購入する必要がありますか?
Magic xpa Application Platform はバージョン管理のために、SCC(ソースコードコントロール)APIをサポートするサードパーティ製のバージョン管理製品を利用します。現在は、Team Foundation Server 2013/2015/2017/2018を正式サポートしており、Microsoft社より購入する必要があります。
バージョン管理を行わずにチーム開発を行うことができますか?
できません。
Magic xpa Application Platformでは、バージョン管理機能を使用してチーム開発を行います。従って、バージョン管理を行わず、チーム開発だけを行いたい場合でも、バージョン管理ソフトを導入しておく必要があります。
バージョン管理ソフトウェアを使用せず、プロジェクトのソースファイルを共有してチーム開発を行うとどうなりますか?
バージョン管理ソフトウェアを使用せず、ネットワークのファイル共有を通してプロジェクトのソースファイルを直接共有して開発を行うとアプリケーションが破損しますので絶対に行わないようにしてください。
マルチインスタンスとマルチスレッドの違いは?
Windows版の場合、マルチインスタンスは、プロセスに該当します。
マルチスレッドは、一つのインスタンス(プロセス)上で複数のスレッドと呼ばれる処理を並行して処理することができます。 マルチスレッドは、マルチインスタンスに比べてリソースを共有することが出来るので、リソースの消費を低減さ せることが可能です。
マルチインスタンスは、障害が発生した場合に、他のインスタンスに影響を与えるケースが少なく、可用性を向上させることが可能です。
購入したライセンスをMagic.iniの設定により複数インスタンスに個々にスレッド数を設定することが可能です。
(例:15スレッド → 5スレッド×3インスタンス)
仮想環境上での使用は、サポートされていますか? その場合ライセンスはどうなりますか?
仮想環境(Hyper-V、VMWare など)上で、Magic uniPaaSは実環境同様に動作しますが、仮想環境での動作を保証するものではありません。 仮想環境固有の問題についてはサポートできません。 サポートセンターにおいては、Hyper-V、VMWareの仮想化環境を用意しており、仮想化環境上で実行しているMagic xpa Application Platform製品についての質問も受け付けますが、仮想環境上の固有な問題であると判明した場合には、それ以上の原因・対策の追求、HotFix等のご提供等の対応が出来ない場合があります。
またMagic xpa Application Platform製品は、他社のDBMS製品を通してデータにアクセスしているので、ご利用になるDBMS製品が仮想環境で動作保証されていることが前提となります。仮想環境における動作保証については、各DBMSベンダー様にご確認ください。
仮想化環境に固有な問題になる可能性があるものとしては、以下のようなものが考えられます。
- サーバ製品でライセンスサーバも動作させる場合、HOST-IDも仮想化されるため、特別なライセンスを発行する必要がある可能性もあります。ライセンスサーバは仮想環境ではなく、実サーバにインストールすることをお勧めします。
- 仮想化ソフトウェアの高可用性・負荷分散機能等を利用する場合、実ハードウェアでは想定されないような環境的変化がある場合があり、Magic xpa Application Platformの動作に影響を与える可能性があります。
- 仮想化ソフトウェア上でサーバ製品をフェイルオーバー構成で使用する場合、別途スタンバイライセンスが必要になります。
RDS(Remote Desktop Services)、Citrix XenAppで使用する場合の主な注意点は?
Magic xpa Application Platform は実環境同様に動作しますが、動作を保証するものではありません。
以下の点に注意してください。
- Magic以外のアプリケーション(DBMSを含む)を使用している場合には、事前に動作確認、各ベンダー様の動作保証状況を確認してください。
- Magicサポートセンターへでは、RDS(Remote Desktop Services)、Citrix XenApp(Citrix Presentation Server/MetaFrame)固有の問題についてはサポートできません。
事前に通常Windows環境で再現する問題なのかを切り分けてお問合せください。 - Magic製品(Magic xpa Enterprise Studio、Magic xpa Enterprise Client)を接続可能なクライアント台数分のMagic xpa Application Platformライセンスの購入が必要になります。
- ロードバランサによる複数サーバ構成で、同一PC上でMagic xpa Enterprise Clientを複数(マルチインスタンス)起動して使用する場合は、同一クライアントの処理は同一サーバに配分する必要があります。
もし、異なるサーバに配分した場合は、配分されたサーバ台数分のライセンスが消費されます。
(例)同一PC上で、アプリケーションA、アプリケーションA、アプリケーションBを起動しそれぞれサーバA、サーバB、サーバCで起動した場合、3ライセンスが消費されます。
【RIA Edition】Magic xpa Enterprise Studio RIA Editionとは、何ですか?
Magic xpa Enterprise Studio RIA Edition は、RIAアプリケーションの開発のみを行うことが可能です。クライアントサーバのオンラインプログラムの開発及び実行、及びWebClientアプリケーションの開発を行うことはできません。
タスクタイプの「リッチクライアント」、「バッチ」のみを開発することができます。
【RIA Edition】同一のアプリケーションに対して、Magic xpa Enterprise Studio とMagic xpa Enterprise Studio RIA Editionとを共存して開発することはできますか?
出来ません。
Magic xpa Enterprise Studio とMagic xpa Enterprise Studio RIA Editionで、同一のアプリケーション(プロジェクト)を共有して開発することはできません。
オンライン、バッチ、RIAが含まれるプロジェクトを、RIA Editionを使用したい場合は、事前にオンラインタスクはRIAへ移行しておく等の対応が必要になります。 RIA Editionでは、オンラインタスクをオープンすることが出来ません。
【RIA Edition】データリポジトリで「APG」でオンライン(照会)によるデータ参照は出来ますか?
オンライン(照会)APG実行は可能です。 APG作成は出来ません。
【RIA Edition】マージ機能を使用した「マージWebアプリケーション」の開発は可能ですか?
可能です。
通常、RIAアプリケーションの開発では、マージWebアプリケーションを組み込んで開発を行います。
例:地図表示、グラフ表示、ReportsMagic印刷プレビューの表示など。
Magic xpa Application Platform 4 : ReportsMagic-RMViewer C/S バンドル版
RMViewer C/S バンドル版とは何ですか?
Magic xpa Enterprise Studio、 Magic xpa Enterprise Studio RIA Edition、Magic xpa Enterprise Clientにバンドルされている、ReportsMagicのRMViewer C/Sです。
通常のRMViewer C/Sとの違いは、拡張フラットファイルのみをアクセスすることができます。 RMDesignerで作成したReportsMagicフォーム+印刷データ形式での使用はできません。
Magic xpa 3.0からサポートされたダイレクト(拡張)フラットファイル出力機能により、RMViewer C/Sを印刷プレビューの様に使用することができます。
RMViewer C/S バンドル版は、どうやったらインストールされますか?
Magic xpa Enterprise Studio、 Magic xpa Enterprise Studio RIA Edition、Magic xpa Enterprise Clientでは、デフォルトでインストールされます。
Magic xpa インストールフォルダ上の、RMViewerフォルダに格納されています。
RMViewer C/S バンドル版は、RIAや、Webシステムで使用できますか?
できません。
運用環境では、Magic xpa Enterprise Clientでのみ使用することが可能です。
RIA、Webシステムで、RMViewerを使用する場合は、有償のRMViewer(RMViewer Web、RMViewer RIA)を購入する必要があります。(ReportsMagic V2.1以降)
RMViewer C/S バンドル版は、RMViewerの EXE版、ActiveX 版が提供されていますか?
はい。
サーバ環境でダイレクトフラットファイル出力機能を使用することができますか?
はい。
マルチスレッドでフラットファイルを生成することができます。
Magic xpa Enterprise Client 以外で使用する、RIA、Webシステムの場合は、有償のRMViewer(RMViewer Web、RMViewer RIA)を購入する必要があります。(ReportsMagic V2.1以降)
Magic xpa Enterprise Client+Magic xpa Enterprise Serverの構成で、Magic xpa Enterprise Server上で生成したダイレクトフラットファイルをMagic xpa Enterprise Client上でRMViewer C/S バンドル版を使用することができますか?
はい。
サーバ上の共有フォルダ上にフラットファイルを格納して、RMViewer C/S バンドル版からアクセスできるようにします。
Magic xpa Application Platform 4 : Magicリッチクライアント(RIA)- 共通
Magicリッチクライアント(RIA)とは何ですか?
クライアントサーバアプリケーションと同じ開発手法で、リッチ・インターネット・アプリケーション(RIA)の構築を可能とする業界初の革新的なテクノロジーです。
他のリッチクライアント(RIA)と何が違うのですか?
従来のリッチクライアントシステムの構築では、クライアント側、サーバ側、及び通信・制御のためのプログラムをそれぞれ異なる開発言語、異なるスキルで別々に開発、メンテナンスが必要なため、アプリケーションを構築には多くの時間とコストを必要としていました。
Magicリッチクライアントは、リポジトリベースの「Magicフレームワーク」を使って、クライアント側とサーバ側を一元的に開発することができます。
クライアントロジックとサーバロジックが自動的に識別・分割・配布され、同期しながら実行されます。
Magicがリッチクライアントシステムの複雑さを隠蔽し自動化するため、開発者はリッチなユーザインターフェースとビジネスロジックの記述に専念することができ、生産性とメンテナンス性が驚異的に高まります。
Magic xpa RIA Serverはなんですか?
Magicリッチクライアント(RIA)の実行環境を実現する、サーバ製品です。
リッチクライアント(RIA)のシステムで、どのような場合Magic xpa Enterprise Serverが必要ですか?
Magic xpa Enterprise Serverは、主にインターネット(Webマージ)、アプリケーション・パーティショニング(長時間バッチ処理)、Webサービスのプロバイダ機能等に使用します。 RIAシステムで、Web(マージ)が必要な場合、長時間バッチ処理(集計処理、PDF生成等)が必要な場合に、Magic xpa Enterprise Serverを使用します。
リッチクライアントタスクからバッチタスク(同期型)で起動することは可能ですが、バッチ処理の間は、Httpセッションは接続状態になり、Webサーバ上のプロセスも常駐した状況になりリソースを圧迫します。 ネットワーク上の障害(タイムアウト等)により、システム障害発生のリスクが高まります。
従って、長時間のバッチ処理は、Magic xpa Enterprise Serverの使用し、非同期でバッチ処理を行うことを推奨します。 非同期でのバッチ処理起動は、コールリモート機能により通常のプログラムをコールするイメージで容易に実装することが可能です。
リッチクライアント(RIA)のシステムにブラウザの機能を使用したいのですが?
ブラウザコントロールを使用すればMagic RIAの中に通常のブラウザ画面を表示、操作することが可能です。
クライアントとサーバ間は、どのような通信プロトコルを使用しますか?
クライアントは、Web(Http)サーバ経由でのみアクセスします。従って、Http(https)プロトコルのみでアプリケーション配布、データ、制御を行います。
開発環境は、どのような特徴がありますか?
同じ開発パラダイムで、リッチクライアント、C/S、N-Tier C/S、Webのアプリケーション形態を統合して開発を行うことが出来ます。開発者は、開発したプログラムをC/Sと同じように即時実行させて確認することが可能です。
オフライン環境でも動作しますか?
オフラインのアプリケーションも開発することができます。
詳細は、「オフラインアプリケーション開発ガイド Magic xpa」や、Magic xpaスキルアップセンターの「Getting Started for Offline RIA Magic xpa」、「Magic xpa RIA オフライン データの同期」を参照してください。
オンライン動作中に回線が切れてしまった場合、ライセンスはどうなりますか?
コンテキスト非稼動タイムアウト(デフォルト24時間)によりシステムリソース、及びライセンスは開放されます。
Windows RIA(Magic xpa RIA Server)と、モバイル RIA(for Mobile)を同一サーバ環境で混在して使用することが可能ですか?
可能です。
ただし、ライセンスポリシーの違い(同時アクセスユーザ、Named Used)を管理できるようにアプリケーション名を異なる名称にする等の対応が必要です。
■インストールに関して
Magic xpa RIA Server、for Multichannel、for Mobileは、ライセンスが異なるだけでセットアップの製品パッケージは同一です。
従って、同一サーバ環境で混在して使用する場合は、起動インスタンス毎にライセンスを指定して起動します。
Magic xpa RIA Server-オフライン対応のアプリケーション開発に於いて注意する点はありますか?
オフラインアプリケーションの開発は、オフラインの課題、制約や、オフラインアプリケーションのフロー、クライアント/サーバ間のデータ同期、パフォーマンス改善等のオフラインに関する内容を十分に理解しておくことが重要です。
詳細は、「オフラインアプリケーション開発ガイド Magic xpa」や、Magic xpaスキルアップセンターの「Getting Started for Offline RIA Magic xpa」、「Magic xpa RIA オフライン データの同期」を参照してください。
Magic xpa Application Platform 4 : Magicリッチクライアント(RIA)- Windows版
Magic xpa Application Platform が.NET プログラムを生成するのですか?
Magic xpa Application Platform が.NETプログラムを生成することはありません。 従って、Magic開発者は.NET 開発環境を必要としません。
クライアント側で印刷する場合はどうなりますか?
通常、印刷を実施するとサーバ側で印刷されます。
これをクライアント側で印刷するには、
①ブラウザコントロール機能を使用して、サーバ側で作成したPDFやReportsMagic等の印刷ツールを使用して表示/印刷する。
②事前にクライアント側で印刷するプログラムをインストールし、印刷データを参照、又はダウンロード格納後に表示/印刷する方法が考えられます。
クライアント側で別プログラム(プロセス)は起動できますか?
可能です。OSコマンド/.NETインテグレーションが準備されています。
クライアント側のリソース (ファイル、DBMS、シリアルポートなど)は使えますか?
ファイル:使用可能です。クライアント側でOSコマンド/.NETインテグレーションを実行、 サーバからクライアントへバイナリ(BLOB)を転送することが可能です。
DBMS:オフライン用にLocalデータベース(SQLite)がサポートされています。
その他の周辺機能に関しては、.NETインテグレーション等により、対応することが可能です。
クライアントエンジンは、自動配布されますか?
はい。
ClickOnce(マイクロソフトのアプリケーション配布機能)を使用して自動配布されます。 また、アップデートされても自動的にアップデートされます。
クライアント環境で注意することはありますか?
- Microsoft .NET Framework 4.0以上が必要です。
- アプリケーション配布に、ClickOnceを使用していますので、起動はInternet Explorer、Microsoft Edgeで行う必要があります。
- ClickOnceは、Windows統合プロキシ認証のみをサポートしており、基本認証やダイジェスト認証などのその他の認証プロトコルはサポートされていません。 これを回避するには、ClickOnce を使わないので、手動でアプリケーションを配布して起動する方法があります。
詳細は、Magic xpaスキルアップセンターの「Magic xpa サーバ構成」を参照してください。
Magic xpa Application Platform 4 : Magicリッチクライアント(RIA)- iOS版
クライアントエンジンは、自動配布されますか?
いいえ。
ユーザがWebサーバ等を指定してインストールする必要があります。 アップデートが発生した場合も、同様です。 Magic xpaのアプリケーション(アプリケーションメタデータ)は、Magic xpaが自動配布します。
RIAモジュール(クライアントエンジン)が、製品に添付されていませんが?
Apple社ライセンスポリシーにより、添付されていません。
アプリケーション開発者がMAC環境でビルドする必要があります。
RIAモジュール(クライアントエンジン)を開発するには、どのような環境が必要ですか?
MAC環境、Apple Developer Program契約等が必要です。 詳細は、「モバイルRIA iOSモジュールのビルド作業ガイド Magic xpa」や、Apple関連のマニュアルを参照してください。
Apple Developer Programの詳細は、Apple社のホームページを参照してください。
自社で開発したRIAモジュール(クライアントエンジン)を運用環境に配布するには、どうしたら良いですか?
In-house(社内限定):
ADEP(Apple Developer Enterprise Program)の契約が必要ですが、審査はとても厳しいです。
カスタムApp:
特定企業用の非公開アプリを配布します。
ADP(Apple Developer Program)の契約が必要です。
Apple Business ManagerでカスタムAppを特定の組織(自分の組織も含む)に配布することができます。
AdHoc:
テスト用途で使う配布方法です。
端末のUDID(端末識別子)情報を埋め込む形でアプリをビルドし、UDIDが一致する端末でのみインストールできるようになります。
App Storeに「Magic xpa Client 日本語版」(RIAモジュール)が公開されていますが、運用環境で使用して問題ありますか?
以下の理由で開発者がRIAモジュールをビルドすることを強く推奨いたします。
- アプリケーション名(Magic xpa Client 日本語版)、アイコンのイメージ等を変更することができません。
- iOSでは、ダイナミックリンクライブラリがサポートされていませんので独自の外部アプリケーションを組み込む場合は、Magic xpa Clientを開発者がビルドする必要があります。
- クライアント環境のMagic xpa Client とサーバ環境のMagic xpa RIA Server間を、異なるバージョンで構成することはできません。
App Storeでは、一つのバージョンのみが公開され、原則MSJは最新のリリースバージョンにアップデートしていきます。 従って、運用環境での端末の追加等が発生した場合にバージョンの同期が困難になる可能性があります。
パッケージベンダーですが、開発会社で開発したRIAモジュール(クライアントエンジン)をApp Storeに公開することは出来ますか?
弊社のビジネスポリシーとして認可しておりません。
Apple Business ManagerによるカスタムAppとして登録は、弊社と契約を締結することを条件として認可いたします。
カスタムAppは、非公開でエンドユーザへ配布する事が可能になります。
契約締結の詳細は、最寄りの営業所にご確認ください。
Magic xpa Application Platform 4 : Magicリッチクライアント(RIA)- Android版
クライアントエンジンは、自動配布されますか?
いいえ。
ユーザがWebサーバ等を指定してインストールする必要があります。 アップデートが発生した場合も、同様です。 Magic xpaのアプリケーション(アプリケーションメタデータ)は、Magic xpaが自動配布します。
Google Playに「Magic xpa Client 日本語版」(RIAモジュール)が公開されていますが、運用環境で使用して問題ありますか?
以下の理由で開発者がRIAモジュールをビルドすることを強く推奨いたします。
- アプリケーション名(Magic xpa Client 日本語版)、アイコンのイメージ等を変更することができません。
- 独自の外部アプリケーションを組み込む場合は、Magic xpa Clientを開発者がビルドする必要があります。
- クライアント環境のMagic xpa Client とサーバ環境のMagic xpa RIA Server間を、異なるバージョンで構成することはできません。
Magic xpa Application Platform 4 : Web Client
Webアプリケーションフレームワーク(Web Client)とは何ですか?
Magic xpa 4で対応されたAngular対応のシングルページアプリケーションの高速開発機能です。
Angular、HTML5、およびCSSを使用した現代的なUIを使ったビジネスアプリケーションを迅速に開発することができるようになります。
Angularとは、何ですか?
Angular(アンギュラー)は、Googleと個人や企業のコミュニティによって開発されているTypeScriptベースのオープンソースのフロントエンドWebアプリケーションフレームワークです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/Angular (Wikipedia)
シングルページアプリケーションとは、何ですか?
単一のWebページのみから構成することで、デスクトップアプリケーションのようなユーザ体験を提供するWebアプリケーションまたはWebサイト。 必要なコード(HTML、JavaScript、CSS)は最初にまとめて読み込むか、ユーザの操作などに応じて動的にサーバと通信し、必要なものだけ読み込みを行う。
https://ja.wikipedia.org/wiki/シングルページアプリケーション (Wikipedia)
TypeScriptとは、何ですか?
TypeScript はマイクロソフトによって開発され、メンテナンスされているフリーでオープンソースのプログラミング言語である。TypeScriptはJavaScriptに対して、省略も可能な静的型付けとクラスベースオブジェクト指向を加えた厳密なスーパーセットとなっている。
https://ja.wikipedia.org/wiki/TypeScript (Wikipedia)
Webマージ、Magicリッチクライアント(RIA)とは何が異なりますか?
以下のような違いがあります。
Webマージ | RIA | WebClient | |
---|---|---|---|
クライアントアプリ | ブラウザ | Magicエンジン | ブラウザ(HTML5対応) |
インストール | 無し |
有り |
無し |
アップデート | 集中管理 | 集中管理 | 集中管理 |
処理形態 | Webサーバに集中 | RIA クライアントに分散 | Webブラウザに分散 |
オフライン対応 | 不可 | 可能 | 不可 |
サーバ負荷 | 大きい | 最小限 | 最小限 |
ネットワーク負荷 | 大きい | 最小限 | 最小限 |
基本開発言語 |
クライアント:HTML+CSS |
Magic |
クライアント:HTML+CSS |
フォームデザイン | HTML+CSS | Magic | HTML+CSS |
Magicで開発したアプリケーション(ロジック、フォーム)が、自動的にAngular 化されるのですか?
WebClientアプリケーションの作成処理を行うと、WebClientアプリケーションの表示フォームに対してAngularコンポーネントを自動作成します。
フォームは、ひな形(html、CSS)を自動的に生成しますので、外部エディタを使用してデザインをします。
アプリケーションロジックは、Magic WebClient で自動的にサーバ側ロジックとクライアント側ロジックに区別され、クライアント側ロジックはサーバより動的に配布され、クライアントで動作するAngularベースのクライアントエンジンで実行されます。サーバ側ロジックはMagic WebClientサーバで実行されます。このようにしてアプリケーションロジックはサーバエンジンとクライアントエンジンで協調して実行されるようになります。
どんなブラウザをサポートしますか?
HTML5をサポートとしているブラウザですが、公式的には以下のブラウザとなります。
- Google Chrome
- Microsoft Edge ※1
- Safari ※1
最新の動作環境は、「Magic xpa Application Platform 4:動作環境、サポートDBMS、OS一覧」をご確認下さい。
※1:Edge、Safariは、将来サポート予定です。
クライアントとサーバ間は、どのような通信プロトコルを使用しますか?
クライアントは、Web(Http)サーバ経由でのみアクセスします。従って、Http(https)プロトコルのみでアプリケーション配布、データ、制御を行います。
オフライン環境でも動作しますか?
いいえ。オフライン機能はサポートしておりません。
オンライン動作中に回線が切れてしまった場合、ライセンスはどうなりますか?
コンテキスト非稼動タイムアウト(サーバ側で設定。デフォルト24時間)によりシステムリソース、及びライセンスは開放されます。
Web Clientアプリケーションを開発するのに、必要なスキルは何ですか?
Magic Web ClientはロジックとUIを分離して開発できることが大きな特徴ですので、開発プロジェクトはMagicの開発者、Angular の開発者、およびWebサイトのデザイナの、それぞれの分野のエキスパートが協力してチームを組むことになります。
- Angular による開発経験
- Java Script / Type Script 開発スキル (細かなクライアント側の動作を作りこみたいときに必要になります)
- HTML / CSSを活用した WebデザインのスキルMagic xpa 開発スキル (RIA 開発経験があるとなお良い)
Magic WebClient開発は幅広い最新テクノロジーをフル活用することにより最高のUIと機能を持ったサイトを作成することができます。WebClient開発手法を短時間で習得し、開発作業中に出てくるさまざまな課題に的確に対応することにより、安定したシステム開発を進めるために、弊社トレーニングおよびコンサルティングを必ず受けてください。
弊社プロフェッショナルコンサルティングでは、開発元のMagic Software Enterprises 本社の経験豊富なコンサルタントと緊密に連携しながら、お客様のプロジェクト推進を強力にバックアップいたします。
Webデザイン変更後にMagic xpa Enterprise StudioからWebアプリ(Angularコード)を生成をすると、HTMLやCSSなどが上書きされてしまいますが、回避方法はありますか?
「Webアプリケーションの作成」を実行すると、既存のHTMLは上書きされます。そのため、回避方法としては、
- 既存のHTMLファイルを複製し別名にします。
- 次に、Magicプログラムと対になるフォルダがAngular側に自動生成されます。
- その中のTypeScript(tsファイル)の中で、HTMLファイル名を管理していますので、複製いただいた別名HTMLファイル名に差し替えます。
- 最後に、Magicフォームデザイナー上で、修正/更新いただいたUIコンポーネント上で右クリック「HTMLの作成」で更新部分のHTMLコードを生成することができますので、コピーして、上記の複製いただいたHTMLファイル側に、この更新部分のHTMLコードを手動で反映いただく必要がございます。
この手順は、Magicians Meeting 2022のセッションでご説明していますので、こちらを御覧ください。
https://youtu.be/bT2Ba27uALk?t=2858
今後リリース予定の、SmartUX連携ではこのような問題は解消される予定です。
Web Clientでは、80番、443番ポートを使用できるのでしょうか?
Web Clientで作られたWebアプリケーションは80/443番ポートを使用できます。
基本的には80/443以外のポートは不要です。
Web Clientを使って構築されたアプリケーションでは、クライアントのランタイムライセンスは不要になるのでしょうか?
クライアント(ブラウザ)側にはランタイムライセンスは不要です。
WebClientの実行環境は、Magic xpa WebClient Serverです。RIA Serverと同様に、同時接続ユーザライセンスであり、サーバ側でライセンスを管理しています。
バックエンドをMagic xpaで開発し、フロントをAngular以外のJavaScriptフレームワークでSPA開発することも可能なのでしょうか?
Angular以外のJavaScript系フレームワーク(Reactなど)+ Magic Enterprise Server の組み合わせで開発することは可能です。
不特定ユーザーに対するサービスにWeb Clientを採用した場合、ライセンス費用はどうなりますか?
不特定ユーザーに対するサービスでご利用いただく場合は、別途弊社までご相談ください。
Magic xpa Application Platform 4 : インメモリ・データ グリッド(IMDG)
インメモリ・データ グリッド(IMDG)とは、何ですか?
インメモリ・データグリッド(In Memory Data Grid)とは、複数ハードウェアから構成されたサーバ群で仮想的な共有メモリ領域を確保して、クライアントからの透過的なアクセスを実現した状態で大量のデータを高速処理する技術のことです。
●インメモリ・データグリッド・メッセージングミドルウェア
Magic Request Broker (MRB)に代わる、IMDGを使用した高信頼性のメッセージングミドルウェアして使用しています。
従来のMRBも継続してサポートしていますので、IMDG、MRBを選択して使用する事が可能です。
インメモリ・データグリッド・メッセージングミドルウェアは、特別なライセンスが必要ですか?
IMDG版を購入する必要があります。
Magic xpa Enterprise Server、Magic xpa RIA Server、Magic xpa WebClient Serverを使用してメッセージングミドルウェアとして使用することができます。
詳細は、最寄りの営業所へお問いせください。
Magic xpa Application Platform 4 : ソフトウェア・メンテナンス
ソフトウェア・メンテナンスは、どの製品が対象ですか?
以下のサーバ製品は、ソフトウェア・メンテナンス対象製品です。
- Magic xpa Enterprise Server
- Magic xpa RIA Server
- Magic xpa WebClient Server
※初年度のソフトウェア・メンテナンス費は、商品価格に含まれません。 ライセンス購入時にソフトウェア・メンテナンスの購入が必要です。
ソフトウェア・メンテナンスは、どのような種類がありますか?
スタンダード、エコノミーの2種があります。
スタンダードは、メジャーバージョンアップ、アップデート、テクニカルサポートが含まれ、エコノミーはアップデートのみが提供されます。
ソフトウェア・メンテナンス更新日を、指定することは出来ますか?
出来ません。
お客様のサイトで初回ご注文が出荷された日から1年後の翌月1日がソフトウェア・メンテナンス更新日として設定されます。
ソフトウェア・メンテナンスの更新を忘れてしまいました。後からでも更新できますか?
可能です。
ただし、ソフトウェア・メンテナンスの有効期間満了後は、未契約期間の通常費用の2倍の費用を支払うことにより継続することが可能です。
一部のライセンスに対してのみ、ソフトウェア・メンテナンスを更新することができますか?
出来ません。 サイトでご使用中の全ライセンス数分を更新してください。
同じサイト管理者が、複数のサイトを管理することは可能ですか?
可能です。
「メンテナンス更新日以降にリリースされたサービスパック(SP)等のモジュールを適用する場合、事前にライセンスコードの再取得が必要になる場合があります。」とありますが、再取得しなければどうなるのですか?
Magicが動作しない場合があります。
Magicのライセンス情報には、メンテナンス更新日が組み込まれており、Magicのアップデートモジュール(サービスパック)が確認をします。これは、パッチモジュールにおいても同様です。 通常は、インストール時にライセンス情報をチェックします。詳細は、Readme等を参照してください。
ソフトウェア・メンテナンスの更新をしない場合、使用しているMagicは使用できなくなるのですか?
いいえ。
ご利用中のMagicモジュールはソフトウェア・メンテナンス終了後も継続して使用することが可能です。
ただし、ソフトウェア・メンテナンス終了後はアップデートモジュール(サービスパック)の適用が出来なくなります。
ソフトウェア・メンテナンスが切れた状態で、ユーザ数の追加を行うことは可能ですが?
可能です。
Magic xpa自体のモジュール更新(サービスパック、パッチ、HotFIX)を行わないのであれば、ユーザ数の追加は問題ありません。
1サイトに複数のサイト管理者を立てることは可能ですか?
出来ません。
ソフトウェア・メンテナンス-サポートは誰でも利用することができますか?
開発者の方を対象に、製品のインストールや使用方法に関するサポートを提供いたします。 お客様の利用部門の方を対象としたものではありません。
ソフトウェア・メンテナンス-サポートの適用範囲は?
- 製品のインストールや使用方法に関する日常的、かつ短時間の質問に対するサポート
- 現行版の製品のプログラム・コードに起因する障害に対するサポート
- 製品資料の解釈のサポート
- 修正策の情報提供
アプリケーション開発に関するサポートは含まれていませんので、その場合は、別途有償のテクニカルサポート(サポート契約)をご使用ください。
Magic xpa Application Platform 4 : IBM i(System i、iSeries、AS/400)
uniPaaS V1Plusまでは、IBM i Gateway 開発/実行ライセンスが必要でしたが、製品一覧にありません。
Magic xpa Application Platform では、IBM i Gateway開発、実行ライセンスは、無償になりました。
従って、ホストライブラリインストール後の、IBM i上でのライセンス登録は不要となりました。
Magic xpa Application Platform の全プロダクトで使用することができます。
- Magic xpa Enterprise Studio
- Magic xpa Enterprise Client
- Magic xpa Enterprise Server
- Magic xpa RIA Server
- Magic xpa WebClient Server
Magic xpa Application Platform を使うと、IBM i (System i、AS/400)の5250画面が自動的にGUI画面に変換されるのですか?
いいえ。
開発者がMagic xpaでアプリケーションを開発する必要があります。
しかし、Magic xpaはデータベースの定義取得機能やAPG機能がありますので、データメンテナンス等のプログラムは自動生成することが可能です。
Magic xpa Application Platform から、IBM i (System i、AS/400)上のプログラム(CL、RPG、COBOL等)をコールすることは可能ですか?
はい。
既存プログラムを簡単に呼び出すことができる関数が準備されています。また、IBM i 各種コマンド等も提供されています。 対話型は、サポートされません。
Magic xpa Application Platform でクライアント/サーバでシステム構成した場合、パフォーマンスは問題になりませんか?
Magic xpa Application Platform は、専用のミドルウェアを提供していますので、IBM i のクライアント/サーバ構成では非常に高速です。
Magic xpa Application Platform 4 :は、IBM i の対話型CPWを使用しますか?
Magic xpa Application Platform は、対話型CPW値の不要なバッチジョブで動作します。
Magic xpa Application Platform 4での IBM i の体験版は、無いのですか?
Magic xpa Application Platform 4 : PostgreSQL
【基本仕様】PostgreSQL とは何ですか?
PostgreSQL(ポスト・グレス・キュー・エル) とは、PostgreSQL Global Development Groupによって開発が進められているリレーショナルデータベース管理システム(RDBMS)、あるいは、オブジェクトリレーショナルデータベース管理システム(ORDBMS)の名称でです。オープンソースソフトウェア(OSS)として無償で提供されています。
Magic xpaは、PostgreSQL GatewayにてPostgreSQL DBMSへアクセスすることができます。
【基本仕様】Magic、及びPostgreSQLのサポートバージョンは?
・Magic xpa 4.7.1 PT2以降
・PostgreSQL 13(Windows版)
最新の環境は、「Magic xpa Application Platform 4 :動作環境、サポートDBMS、OS一覧」をご確認下さい。
【基本仕様】Windows版以外のPostgreSQLは、サポートされないのでしょうか?
はい。 動作検証は、Windows環境で行っています。
Linux環境等でも理論的には動作すると思われますが、文字コードの違いによる差異が発生する可能性があります。
【ライセンス】PostgreSQL Gatewayの、ライセンスポリシーはどうなりますますか?
・開発環境ライセンス
開発版(Magic xpa Enterprise Studio)では無償です。
実行エンジン(MgxpaRuntime.exe)を開発ライセンス(MGCSTK4)で実行した場合、PostgreSQLは無効となります。
・実行環境ライセンス
接続するPostgreSQL Windows毎のライセンスとなります。
ユーザ数は無制限です。
【ライセンス】複数サーバ上にあるPostgreSQLを使用する場合は、PostgreSQL Gatewayライセンスは、どうなりますか?
接続サーバ分のライセンスが必要となります。
ただし、ライセンスマネージャでのライセンス登録は、接続サーバを区別しませんので登録は1回のみとなります。
【ライセンス】同一サーバ環境で複数PostgreSQLを起動した場合のPostgreSQL Gatewayライセンスは、どうなりますか?
1ライセンスで良いです。
【ライセンス】仮想環境でPostgreSQLを構成した場合の、PostgreSQL Gatewayライセンスはどうなりますか?
仮想サーバ単位にライセンスが必要となります。
【ライセンス】PostgreSQLをHA構成した場合のライセンスはどうなりますか?
HA構成で、PostgreSQLを複数サーバで構成する場合は、台数分のライセンスが必要です。
ただし、コールドスタンバイ構成の場合は不要です。
【サポート】テクニカルサポートは、どうなりますか?
PostgreSQL Gatewayに関しては、Magicサポートサービス(有料)で対応します。
ただし、 PostgreSQL自体(インストールも含む)に関しては、サポート対象外となります。
他社で提供している有償のPostgreSQLサポートの利用をお薦めいたします。