MagicPatrol:MagicPatrolの製品仕様
MagicPatrolとは?
Magic xpa アプリケーション用の実行・運用監視ツールです。
■ログ解析でアプリケーション品質向上と迅速な問題を解決します。
Magic xpaのRIA、C/S、Web(マージ)アプリケーションから、操作ログ、アクセスログを取得・解析します。
■開発ステージ
納品物の品質と管理体制を向上します。
・テスト実施状況を随時確認(リアルタイムではなく、時間差があります)
・プロジェクト単位、タスク単位に実行速度を確認
・実行する構造を確認
・顧客へのテストレポートを自動作成
・納品物の品質管理が簡単で実用的に
■運用ステージ
速やかな問題解決と顧客満足を向上します。
・操作ログ、アクセスログの管理が可能
・不具合発生時にログ解析で迅速に状況把握
MagicPatrolの製品種類は、どのようなものがありますか?
以下の2種類があります。
・MagicPatrol Professional
・MagicPatrol Standard
Professionalは、開発ステージ、運用ステートメントをフルサポートします。Standard
は、開発ステージの機能がサポートされません。
また、アプリケーション登録数は、1のみとなります。
詳細は、「MagicPatrol製品構成」を参照してください。
MagicPatrolを実装すると、実行アプリケーションは速度低下しますか?
実際は、10~20%劣化するようですが、画面操作系は、ほとんど速度劣化を感じません。
実行してから、MagicPatrolにデータが反映されるまでの時間はどのくらいですか?
MagicPatrolでは、実行アプリケーションの速度劣化を防ぐため、ログは一旦、内部メモリーに出力されます。その内部メモリーが満杯になったタイミングで、外部ファイルとして出力され、その外部ファイルを取得・解析して後、MagicPatrolで参照できるようになります。
取得・解析に要する時間は、最大30分~前後ですが、内部メモリーが満杯になるタイミングは、アプリケーションとその実行状況に大きく左右されます。なお、内部メモリーサイズはユーザ様サイドで決定することができます。
Magic xpaを正常に終了した場合、メモリー内のログは破棄されますか?
自動的にファイルに出力されます。
異常終了した場合は、出力できない場合があります。
サポートするシステム形態は?
C/S、RIA、Webマージ(Enterprise Server)すべてに対応しています。
MagicPatrolを使用するのにアプリケーションの修正が必要ですか?
Webマージの場合及び、Oracle、Pervasive.SQLを使用している場合、ならびにリモートデスクトップ環境では、ログイン者名が自動取得できないためアプリに1行修正を必要とします。
操作履歴とログイン者名を結び付ける為にアプリケーションの修正(1行程度の命令を加える)が必要な場合があります。
またWebマージに関しましては、毎回コンテキスト番号が変わる場合は複数セッションとして表示されます。
MagicPatrol Professionalでアプリケーション登録数の上限はありますか?
アプリケーション登録数の上限はありませんが、クライアント数、運用方法、サーバ環境、ネットワーク環境等によりレスポンスが低下したり、対応アプリケーシ数が変化します。
具体的には、ログの取り込みパフォーマンスがシステム的に追従できるかによります。
追従できない場合は、内部メモリーサイズの調整、サーバ環境等スペックアップ、対象クライアント/アプリケーシの削減、MagicPatrolサーバの複数構成(別途ライセンスが必要)等を行う必要があります。
MagicPatrolの体験版はありますか?
MagicPatrol:ライセンス
MagicPatrolを購入した場合、別途Magic xpaのライセンスを購入する必要はありますか?
MagicPatrolは、主にMagic xpaにより開発されています。
MagicPatrolで使用しているMagic xpaライセンスは、MagicPatrolに含まれています。
使用されているライセンスは、以下です。
・Magic xpa Enterprise Server 2スレッド
・Magic xpa RIA Server 2ユーザ
※提供されているライセンスは、MagicPatrol用に使用を許可するもので、他の用途に使用することはできません。
MagicPatrolサーバで提供されているMagic xpaのライセンスは別の用途で使用できますか?
使用できません。
MagicPatrolサーバは、複数環境にインストールすることが可能ですか?
1ライセンスで1サーバのみインストールすることができます。
複数サーバ構成にする場合は、別途ライセンスが必要です。
MagicPatrol:動作環境(サポート環境)
MagicPatrolの動作環境は?
「MagicPatrol動作環境」をご確認ください。
対象アプリケーション環境に何をインストールしますか?
【MagicPatrol Ver1.1の場合】
・サポート環境(Magic xpa 3.2c PT2a以降、Magic xpa 3.3b以降)
・追加モジュール(メモリモジュール)をコピーインストールします。
MagicPatrolのサポートするDBMSは?
「MagicPatrol 動作環境」をご確認下さい。
MagicPatrol:動作環境(MagicPatrolサーバ実行環境)
MagicPatrolサーバ実行環境は何で構成されていますか?
主にMagic xpa Enterprise Server 3.x、Magic xpa RIA Server 3.xで構成されています。
MagicPatrolサーバ実行環境の動作環境は?
「MagicPatrol 動作環境」の「MagicPatrolサーバ実行環境」をご確認下さい。
MagicPatrolのDBMSは何を使用しますか? また、それは別途費用が発生しますか?
DBMSは、MS-SQL Serverを使用します。
通常の使い方であれば、Expressで十分ですので、別途費用は発生しません。
Magic以外のソフトウェアは、何を使用していますか?
【MagicPatrol Ver1.1の場合】
・amCharts グラフ表示
Free版が添付されています。Free版の場合、www.amcharts.comへのリンクが表示されます。
リンクを外したい場合は、amChartsライセンスを購入する必要があります。
MagicPatrol Professionalのみ使用しています。
・npoi (Apache License 2.0)
・7-Zip (GNU LGPLライセンス、一部のコードは修正BSDライセンス)
MagicPatrolインストールサーバ環境に、既にMagic xpa RIA Server 3.x、Magic xpa Enterprise Server 3.xがインストールされています。考慮することがありますか?
Windows アプリケーションとしては、別アプリケーション(MagicPatrol)としてインストールされます。従って、個別にアンインストールすることも可能です。
Webエイリアス、MRBも独自のポート番号でインストールされます。
MagicPatrolサーバは、他のPC環境のログを、どのように収集しますか?
監視対象PCのログ出力フォルダを共有フォルダとして、MagicPatrolサーバからアクセスできるようにします。
メモリログはローカルドライブのみに格納できます。
ログは、MagicPatrolがログを取得したら削除しますので、削除できる権限が必要です。
MagicPatrol:テクニカルサポート/ソフトウェア・メンテナンス
テクニカルサポートは、どうなりますか?
テクニカルサポート:
MagicPatrol専用のeService(Web)システムでの対応となります。
Magic xpaテクニカルサポートでは、サポートされません。
※保守(ソフトウェア・メンテナンス)契約が必須です。
アップデート:
アップデート、パッチ等のモジュールが提供されます。
※保守(ソフトウェア・メンテナンス)契約が必須です。
保守(ソフトウェア・メンテナンス)費:
初年度のソフトウェア・メンテナンス費は、商品価格に含まれません。ライセンス購入時には、ソフトウェア・メンテナンスの購入が必要です。
ソフトウェア・メンテナンスの更新を忘れてしまいました。後からでも更新できますか?
可能です。
ただし、ソフトウェア・メンテナンスの有効期間満了後は、未契約期間の通常費用の2倍の費用を支払うことにより継続することが可能です。
ソフトウェア・メンテナンスの更新をしない場合、使用しているMagicPatrolは使用できなくなるのですか?
いいえ。
アップデートモジュールの適用が出来なくなりますが、継続して使用することが可能です。
ソフトウェア・メンテナンス更新日を、指定することは出来ますか?
出来ません。
お客様のサイトで初回ご注文が出荷された日から1年後の翌月1日がソフトウェア・メンテナンス更新日として設定されます。