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Magic xpi Integration Platform FAQ(Magic xpi 3.4)

Products - FAQ

Magic xpi Integration Platform 製品について(Magic xpi 3.4)

「Magic xpi Integration Platform」とは何ですか?

「Magic xpi Integration Platform(Magic xpi)」は、さまざまなシステム間の連携を行う、ビジネスインテグレーション構築ツールです。   企業内、あるいはクラウドを含む様々なコンピュータシステムや各種ビジネスパッケージ群を有機的に連携させ、より戦略的な機能や情報を提供するシステムを構築します。

 「Magic xpi」は、ノンコーディングでシステム連携フローを組み立てる「Magic xpiスタジオ」、スタジオで作成された連携プログラムを実行する「Magic xpiサーバ」、「Magic xpiサーバ」の動作を表示/監視する「Magic xpiモニタ」から構成されています。特にシステム間の連携には、60種480以上の機能を持つアダプタ/コネクタ群が準備されており、これらを使用して各システム間をスムーズに連携します。

「Magic xpiスタジオ」とは何ですか?

「Magic xpiスタジオ」は、システム連携フローを開発/作成するツールであり、それによって「どのシステム」を「どのように連携」するかを定義します。

開発は、連携対象システムに接続する専用ソフトウェア「アダプタ/コネクタ」を使用し、ノンコーディングでシステム連携フローを作成します。アダプタ/コネクタのフローへの設定は、アダプタ/コネクタをDrag&Dropし、そのプロパティにパラメータを設定することで行われます。また、システム連携フローの起動条件にはトリガーやスケジューラを設定します。

 

「Magic xpiサーバ」とは何ですか?

「Magic xpiスタジオ」で作成された、実行形式のプロジェクト(連携フローの集まり)を実行するサーバプロセスです。実行形式のプロジェクトは「Magic xpiモニター」あるいは、Windowsのサービスによって起動され、起動後、スケジューラやトリガー条件が発生すると、それぞれの連携フローが起動されます。

 

「Magic xpiモニター」とは何ですか?

「Magic xpiモニター」は、「Magic xpiサーバ」が実行するプロジェクト(連携フローの集まり)の内容を表示/監視するツールです。連携フローの実行内容は、各ステップの実行をミリ秒単位で計測し、エラーの発生個所(フロー、ステップ)をわかりやすく表示します。

「アダプタ/コネクタ」とは何ですか?

「アダプタ/コネクタ」は、連携対象システムに接続する専用ソフトウェアです。「Magic xpiスタジオ」に装備されており、60種480以上の機能の「アダプタ/コネクタ」を使用することができます。

有償の「アダプタ/コネクタ」にはどのようなものがありますか?

有償の「アダプタ/コネクタ」には以下の種類があります。 その他の「アダプタ/コネクタ」は標準で装備されています。

  • SAP R3 アダプタ
  • SAP A1 アダプタ
  • SAP Business One アダプタ
  • SalesForce.com アダプタ
  • DynamicsCRM アダプタ
  • JD Edwards Enterprise アダプタ
  • JD Edwards World アダプタ
  • Sharepoint アダプタ

詳細は「Magic xpi Integration Platformの製品仕様」を参照してください。

体験版はありますか?

「Magic xpi」体験版は以下のサイトよりダウンロードできます。添付ドキュメント「Magic xpi入門」に沿って実際の連携フロー作成を体験していただくことができます。体験版は、お申し込み日の翌月末日までご使用いただけます。

Magic xpi体験版 ダウンロード

クラウドに対応していますか?

「Magic xpi」は、以下のクラウドシステムに対応しています。

  • SalesForce.com
  • Sharepoint Office 365
  • DynamicsCRM online

「Magic xpi」の製品体系について教えてください。

製品体系については以下のサイトをご参照ください。

Magic xpi Integration Platform製品仕様

Magic xpi Integration Platform 機能について(Magic xpi 3.4)

「フロー」とは何ですか?

システム連携フローのことであり、「Magic xpi」が処理する連携の単位です。フローは「Magic xpiスタジオ」の「インテグレーションフローエディタ」で設計/作成し、「アダプタ/コネクタ」を貼り付けながらフローチャートを構成するように作成します。フローの処理には複雑なループや演算を組み込むことが可能です。また、フローには起動条件(トリガー)を設定することができ、「Magic xpiサーバ」実行時に起動条件が発生すると、フローが開始します。

「トリガー」とは何ですか?

連携フローを起動するための条件となります。トリガーには「アダプタ/コネクタ」の他にスケジューラ、フォルダ監視、HTTP、WebService、Email等を設定します。トリガーの条件が満たされた時に、そのフローは起動します。トリガーは条件を監視するだけでなく、外部から渡される様々なパラメータを取り込み、連携フロー内で使用できるようにします。

「アダプタ/コネクタ」のうち、トリガーとして使用できるものは何ですか?

以下の「アダプタ/コネクタ」をトリガーに使用できます。

  • SsalesForce.com アダプタ
  • SAP A1 アダプタ
  • SAP R3
  • SAPB1 2004
  • SAPB1 2005
  • SAPB1 2007
  • SAPB1 8.8

「アダプタ/コネクタ」はどのように設定(プログラム)しますか?

「Magic xpiスタジオ」のコンポーネントペインからフローエリアにDrag&Dropします。その後、「アダプタ/コネクタ」のプロパティにパラメータを設定します。「アダプタ/コネクタ」には、「XML」方式と「ダイレクトアクセスメソッド」方式の2つの方式があります。「XML」方式はデータマッパと同様の方式で、送り元から送り先へ項目マッピングをする方式であり、「ダイレクトアクセスメソッド」方式は一つのメソッド(機能)に対してパラメータを順次設定していく方式です。

「データマッパ」とは何ですか?

「Magic xpi」が装備する「アダプタ/コネクタ」の一つで、異なるデータ間のフィールドマッピングをするコンポーネントです。連携元、連携先に以下のタイプのエントリを設定できます。また、マッピングの際に様々な演算を組み込むが可能です。

  • XML
  • CSVファイル
  • 固定長ファイル
  • RDB(Oracle, SQLServer, DB2/400, ODBC)
  • 変数
  • HTML
  • Magic xpiのフロー(サブフロー呼び出し)

Magic xpi Integration Platform ライセンスについて(Magic xpi 3.4)

「Magic xpi」のライセンス体系について教えてください。

「Magic xpi」のライセンスは、各製品毎に存在し(「Magic xpiスタジオ」、「Magic xpiサーバ」、「Magic xpiモニター」、「有償アダプタ」)、それらを一つにまとめたライセンスファイルとして提供されます。特に「Magic xpiサーバ」のライセンスはスレッド単位で提供され、各グレード別にBasic 5スレッド、Standard 15スレッド、Enterprise 35スレッドとなっています。

「Magic xpi」のライセンスは、インストールするサーバ単位に必要です。同じライセンスを他筐体の「Magic xpi」に使用することはできません。

スレッドとは何ですか。

「Magic xpiサーバ」がフローを実行するために使用するサーバ能力の割り当て単位です。スレッドが実際にフローを実行します。単純なフローを一つ実行する場合は、スレッドを一つ使用します。同じフロー内でも、分岐したフローが二つパラレルで実行される場合は、スレッドを二つ使用します。スレッドはCPUコアのスレッドに割り当てることができ、サーバのマルチスレッドの威力を発揮することができます。「Magic xpiサーバ」はスレッド単位で製品体系が分かれています。15スレッドの「Magic xpiサーバ」をご購入いただいた場合、同時間帯に最大15スレッドのフローを並列実行することができます。

テストサーバ用に別途ライセンスが必要ですか?

「Magic xpi Integration Server」をご購入いただきますと、ライセンスファイルには、ご購入いただいたスレッド数と同数のテストサーバ用ライセンス(24時間の時限ライセンス)が含まれています。テストサーバ用に別途ライセンスをご購入いただく必要はありません。

Magic xpi Integration Platform 動作環境について(Magic xpi 3.4)

「Magic xpi」の動作環境について教えてください。

「Magic xpi」の動作環境は、以下のページを参照してください。

Magic xpi Integration Platform動作環境

Magic xpi Integration Platform 連携先について(Magic xpi 3.4)

どのようなシステムと連携できますか?

「Magic xpi」は専用アダプタ/コネクタを使用して、様々なシステムと連携できます。専用アダプタ/コネクタの一覧は以下のサイトを参照してください。

各製品の機能比較

専用アダプタを持たない場合、他システムとフォルダ監視(ファイル渡し)、メール、HTTP、Webサービス、FTP、キュー、Datamapper等を使用して連携が可能です。これらを組み合わせることによって多種多様なシステムと連携が取れるようになっています。

「SalesForce.com」と連携できますか?

「Magic xpi」は、「SalesForce.comアダプタ」を使用して SalesForce.com と連携します。SOAP API で提供される様々なオブジェクトに対して、照会、追加、更新、削除、Upsert、Bulk処理を行うことができます。また、オブジェクトの更新を監視してトリガーを設定することが可能です。

「Microsoft DynamicsCRM」と連携できますか?

「Magic xpi」は、「DynamicsCRMアダプタ」を使用して Microsoft DynamicsCRM と連携します。DynamicsCRM のエンティティを指定して、各レコードの照会、更新、削除、ステータス変更、オーナーアサインができます。DynamicsCRMアダプタはオンプレミスとオンデマンドの両方に対応し、オンデマンドではDynamics onlineに対応しています。オンプレミスでは次の認証方法の使用が可能です。

  • オンプレミス展開での統合Windows認証
  • ホストされた展開でのフォームベース認証
  • CRMオンライン展開でのWindows Live ID認証

「Microsoft Sharepoint」と連携できますか?

「Magic xpi」は、「Sharepoitnアダプタ」を使用して Microsoft Sharepoint と連携します。Microsoft Sharepoint の「リスト」の項目や「ライブラリ」の文書に対して、照会、追加、更新、削除を行うことができます。また、Sharepoint アダプタは、オンプレミスとオンデマンドに対応し、オンデマンドはOffice365認証に対応しています。

「SAP ERP(R3)」と連携できますか?

「Magic xpi」は、「SAP R3アダプタ」を使用して SAP ERP と連携します。対応するSAP ERP のバージョンは4.6c以降から最新バージョンまでをカバーします。「SAP R3」アダプタは、SAPが提供するBAPIを含むRFC、及びiDOCをを介してSAP ERPと連携します。

Magic xpi Integration Platform サポートについて(Magic xpi 3.4)

サポート体制について教えてください。

「Magic xpi」をご購入後、「Magic xpiメンテナンス契約」を締結していただきますと、サポートセンターの利用、アップデートメディア(ファイル)の提供、バージョンアップのメディア(ファイル)提供のサービスを受けることができます。サポートセンターはWeb受付となっており、24時間365日質問を受け付けております。また、サポート契約期間中は質問の数に制限なく、お問い合わせすることができます。