ウィンドウ操作 UDP WinProc.DLL Ver 2.5
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名 称 | ウィンドウ操作 UDP WinProc.DLL Ver 2.5 |
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制作者名 | マジックソフトウェア・ジャパン株式会社 |
種 類 | Free |
動作環境 | Magic V9.3 および V8.2 および V7.1 |
作成方法 | LHA E WINPRC25.LZH |
転載条件 | 下記をご覧ください。 |
詳細説明
- ファイル内容
- winprc25.lzh を解凍すると以下のファイルがあります。
- WinProc.DLL DLL本体
- WinProc.TXT この文書
- WPA WinProc の使用例となるアプリケーションの辞書出力結果
- QUESTION.TXT 質問およびトラブル報告用のフォーマット
- WinProc.DLL の使用方法
- WinProc.DLL は Magic から呼び出すことのできる UDF、UDP であり、ウィンドウに関する幾つかの情報(タイトル、位置、サイズ等)を実行時に任意に変更できます。
UDF、UDP の一般的な内容については Magic に添付のドキュメントを参照して下さい。
使用方法につきましては、添付のプログラムを辞書入力して実行して頂くことで、より理解していただけると思います。
はじめに、dbMAGIC の作業フォルダに WinProc.DLL をコピーしてから実行して下さい。 - WinProc.DLL には以下のような関数があります。
- Show_Max:引数で指定されたウィンドウの最大化
- Show_Min:引数で指定されたウィンドウの最小化
- Show_Hid:引数で指定されたウィンドウの非表示化
- Show_Res:引数で指定されたウィンドウを元に戻す
- Bwin_Mov:dbMAGIC のシステムウィンドウの移動およびサイズ変更
- Set_Titl:引数で指定されたウィンドウのタイトルの変更
- Re_Title:引数で指定されたウィンドウのタイトルバーをシステムメニュー付きで復活
- No_Title:引数で指定されたウィンドウのタイトルバーの削除
- No_Sysmn:引数で指定されたウィンドウのシステムメニューの削除
- Set_Stat:Magic のステータスウィンドウのテキストの変更(Ver7用)
- Set_SWin:Magic のステータスウィンドウのテキストの変更(Ver9、Ver8用)
- Btn_Mlti:プッシュボタンウィンドウの複数行化
- Btn_TPos:プッシュボタンウィンドウのテキスト表示位置の変更
- Win_Disb:Magic のプログラムウィンドウに対する操作の無効化
- Win_Enab:Magic のプログラムウィンドウに対する操作の有効化
- No_DMenu:Magic のプルダウンメニューの削除
- EnmClass:同一クラスのウィンドウの有無の確認
- ※用語説明
- dbMAGIC システムウインドウ : 1番外側のウィンドウ
- dbMAGIC プログラムウィンドウ : Magic で作成されたアプリケーションのウィンドウ
- dbMAGIC クライアント領域 : Magic で作成されたアプリケーションの親ウィンドウ
- Show_Max (コマンド)
Magic のシステムウィンドウと Magic のプログラムウィンドウを最大化して表示させることができます。コマンドは数値型です。
コマンド = 0 : Magic プログラムウィンドウを最大化 コマンド = 1 : Magic システムウィンドウを最大化 コマンド = 2 : Magic プログラムウィンドウと Magic システムウィンドウを最大化 - Show_Min (コマンド)
Magic のシステムウィンドウと Magic のプログラムウィンドウを最小化して表示させることができます。コマンドは数値型です。
コマンド = 0 : Magic プログラムウィンドウを最小化 コマンド = 1 : Magic システムウィンドウを最小化 コマンド = 2 : Magic プログラムウィンドウと Magic システムウィンドウを最小化 - Show_Hid ()
Magic のプログラムウィンドウを非表示にさせることができます。
- Show_Res (コマンド)
Magic のシステムウィンドウと Magic のプログラムウィンドウが最大化/最小化されている状態から元に戻すことができます。コマンドは数値型です。
コマンド = 0 : Magic プログラムウィンドウを元に戻す コマンド = 1 : Magic システムウィンドウを元に戻す コマンド = 2 : Magic プログラムウィンドウと Magic システムウィンドウを元に戻す - Bwin_Mov (X座標, Y座標, 横幅, 縦幅)
Magic のシステムウィンドウを任意の座標に、任意の大きさで表示させることができます。各引数はピクセル単位 (数値型) です。
- Set_Titl (コマンド, 文字列)
Magic のシステムウィンドウと Magic のプログラムウィンドウのウィンドウタイトル(キャプション)を変更させることができます。コマンドは数値型です。
コマンド = 0 : Magic プログラムウィンドウのタイトルを変更 コマンド ≠ 0 : Magic システムウィンドウのタイトルを変更 文字列 : タイトルバーに表示する文字列 - Re_Title (コマンド)
Magic のシステムウィンドウと Magic のプログラムウィンドウのタイトルバーをシステムメニュー付きで復活させることができます。コマンドは数値型です。
コマンド = 0 : Magic プログラムウィンドウのタイトルバーを復活 コマンド ≠ 0 : Magic システムウィンドウのタイトルバーを復活 - No_Title (コマンド)
Magic のシステムウィンドウと Magic のプログラムウィンドウのタイトルバーを 削除させることができます。コマンドは数値型です。
コマンド = 0 : Magic プログラムウィンドウのタイトルバーを削除 コマンド ≠ 0 : Magic システムウィンドウのタイトルバーを削除 - No_Sysmn (コマンド)
Magic のシステムウィンドウと Magic のプログラムウィンドウのシステムメ ニューを削除させることができます。コマンドは数値型です。
コマンド = 0 : Magic プログラムウィンドウのシステムメニューを削除 コマンド ≠ 0: Magic システムウィンドウのシステムメニューを削除 コマンド = 2 : Magic プログラムウィンドウと Magic システムウィンドウを元に戻す - Set_Stat (文字列)
dbMAGIC Ver7 のステータス行の左端の枠内の表示文字を変更させることができます。
文字列: ステータス行に表示する文字列 - Set_SWin (コマンド, 文字列)
Magic Ver9、dbMAGIC Ver8 のステータス行の左端の枠内の表示文字を変更させることができます。
コマンド : 以下の数値のOR値
0 くぼみのある境界線
256 境界線なし
512 盛り上がりのある境界線文字列 : ステータス行に表示する文字列 - Btn_Mlti ()
Magic のプッシュボタンを複数行で表示させることができます。これにより、プッシュボタンの横幅に入りきらない文字列が折り返されて表示されます。
- Btn_TPos (表示位置)
Btn_TPos (表示位置)
表示位置 : 水平方向を表す数値と垂直方向を表す数値のOR値
水平方向
256 左
512 右
768 中央
垂直方向
1024 上
2048 下
3072 中央 - Win_Disb (ハンドル値)
Magic のプログラムウィンドウに対してキーボード操作およびマウス操作できないようにします。
Magic において子ウィン「Yes」と設定されているフォームは親ウィンドウが操作できない状態の場合、そのフォームも操作できません。ハンドル値 : 処理対象となるウィンドウのハンドル値
0 の場合、Magic クライアント領域が対象プログラムにおいて対応する Win_Enab を実行せず、プログラムがそれ以上動作できなくなった場合、メニュー操作によって強制的にプログラムを終了させてください。
- Win_Enab (ハンドル値)
Magic のプログラムウィンドウに対してキーボード操作およびマウス操作できるようにします。
ハンドル値 : 処理対象となるウィンドウのハンドル値
0 の場合、Magic クライアント領域が対象 - No_DMenu ()
Magic のプルダウンメニューを削除させることができます。これはプルダウンメニューのない状態において「Alt」「→」「→」を押下した場合にMagic がアベンドすることを防ぎます。
- EnmClass (クラス名, オプション)
指定されたクラスのウィンドウが存在するかを確認します。この戻り値を条件として「X:終了」アクションを発行することにより、Magic の二重起動を防ぐことができます。なお、ウィンドウの情報を検索するため、バックグランドで起動している Magic は検索対象にはなりません。
以下のようなオプションがあります。/FE(ForceExit): Magicを強制終了する /クラス名: 30文字以内の文字列(大文字小文字を区別) - Magicのバージョン クラス名
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- dbMAGIC Ver7 実行版:Magic 7 RunTime
- dbMAGIC Ver7 開発版:Magic 7 Toolkit
- dbMAGIC Ver8 実行版:Magic 8 RunTime
- dbMAGIC Ver8 開発版:Magic 8 Toolkit
- Magic Ver9 実行版:Magic 9 RunTime
- Magic Ver9 開発版:Magic 9 Toolkit
戻り値: 指定されたクラスのウィンドウが存在する場合、1以上の数値指定されたクラスのウィンドウが存在しない場合、0 注 意: パラメータを誤ると起動しなくなることが考えられるため、CTL特性の開始モードは「N=なし」に設定して、設定/動作環境のアプリケーション起動モードを使用して、この関数のみを実行するアプリケーションを作成することをお勧めします。
Ver2.4 -> Ver2.5の変更点
- EnmClass () 関数の追加
Ver2.3 -> Ver2.4の変更点
- Set_SWin () 関数の追加
- Btn_TPos () 関数の追加
- No_DMenu () 関数の追加
Ver2.2 -> Ver2.3の変更点
- Show_Min () 関数の追加
- Show_Hid () 関数の追加
- Show_Res () 関数の追加
Ver2.1 -> Ver2.2の変更点
- Win_Disb () 関数のハンドル値が 0 の場合の処理を追加
- Win_Enab () 関数のハンドル値が 0 の場合の処理を追加
Ver2.0 -> Ver2.1の変更点
- Btn_Mlti () 関数において非表示のボタンは非表示のままとなるように修正
- Win_Disb () 関数の追加
- Win_Enab () 関数の追加
- 使用条件
- このプログラムは、「フリーソフトウェア」です。次の条件を守っていただける限り、無償でこのプログラムの使用および配布を許諾します。
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- 【著作権】
- 本ファイルに対しての著作権は、マジックソフトウェア・ジャパン株式会社が保有します。
- 【転載・配布条件】
- 本アーカイブ中のプログラムソース、オブジェクト、実行形式のコード、あるいはドキュメント等のファイルの全て、ないしは一部をマジックソフトウェア・ジャパン株式会社の許可無く単独の形で、転載あるいは再配布を行うことは一切禁止します。
ただし、dbMAGIC で開発されたアプリケーションに、組込ユーティリティとして同梱配布、利用することは自由に行って頂いてかまいません。
配付先でのサポートは、配布者が責任を持って行って下さい。 - 【免責】
- マジックソフトウェア・ジャパン株式会社は、上記プログラムの使用に関連して発生するいかなる損害についても責務を負いません。また、バグの修正やバージョンアップの責務も負いません。
- 【サポート】
- マジックソフトウェア・ジャパン株式会社は、上記プログラムに関するサポートは致しません。
なお、質問およびトラブル報告については、お手数ですが添付の QUESTION.TXT に必要事項を記入し、メールにて japan_support@magicsoftware.com までお送り下さい。
No | 内 容 | ファイル名 (サイズ/バイト) | ダウンロード |
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1 | ウィンドウ操作 UPC WinProc.DLL Ver 2.5 | winprc25.lzh (15,365) |