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IO関数拡張 UDF IOFuncEx.DLL Ver 1.0

ツール詳細

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名 称 IO関数拡張 UDF IOFuncEx.DLL Ver 1.0
制作者名 マジックソフトウェア・ジャパン株式会社
種 類 Free
動作環境 Magic V9.3 および V8.2 および V7.1
作成方法 LHA E IOFUNC10.LZH
転載条件 下記をご覧ください。

詳細説明

ファイル内容
IOFunc10.LZH を解凍すると以下のファイルがあります。
  • IOFuncEx.DLL DLL 本体
  • IOFuncEx.TXT この文書
  • IOA IOFuncEx の使用例となるアプリケーションの辞書出力結果
  • QUESTION.TXT 質問およびトラブル報告用のフォーマット
  • W3BTRV7.DLL IOFuncEx.DLL の起動に必要な Btrieve の DLL
IOFuncEx の使用方法
IOFuncEx.DLL は Magic から呼び出すことのできる UDF、UDP であり、入出力機能関数に対してワイルドカードを使用でき、また Btrieve 7 以降の大きなファイル(2GB~64GB)を扱えるように機能拡張されています。
UDF、UDP の一般的な内容については Magic に添付のドキュメントを参照して下さい。
使用方法につきましては、添付のプログラムを辞書入力して実行して頂くことで、より理解していただけると思います。
はじめに、Magic の作業フォルダに IOFuncEx.DLL をコピーしてから実行して下さい。
Btrieve 7 以降のクライアントインストールが行われていない場合、W3BTRV7.DLL も作業フォルダにコピーして下さい。

IOFuncEx.DLL には以下のような関数があります。
全ての関数においてフォルダは処理対象となりません。ただし、複写先または移動先のフォルダが存在しない場合、新しくフォルダを作成することができます。

オープン中のファイルに対しては操作できませんが、IOExstEx(存在の確認)のみ実行できます。IOExstBt は Btrieve ファイルか否かを確認する為に ReadOnly でファイルをオープンしますので、ファイル排他とならない場合にのみ実行できます。同じ理由から、ワイルドカードを使用する場合、dbMAGIC によって作成されるロックファイルが存在するとエラーとなることがあります。

  • IOCopyEx:引数で指定されたファイルの複写
  • IOCopyBt:引数で指定されたファイルの複写(Btrieve 7 対応)
  • IOMoveEx:引数で指定されたファイル名の変更
  • IOMoveBt:引数で指定されたファイル名の変更(Btrieve 7 対応)
  • IODeleEx:引数で指定されたファイルの削除
  • IODeleBt:引数で指定されたファイルの削除(Btrieve 7 対応)
  • IOExstEx:引数で指定されたファイルの存在の確認
  • IOExstBt:引数で指定されたファイルの存在の確認(Btrieve 7 対応)
  • IOSizeEx:引数で指定されたファイルサイズの照会
  • IOSizeBt:引数で指定されたファイルサイズの照会(Btrieve 7 対応)
  • IOFSpace:引数で指定されたドライブの空き容量の照会(IOFSpc32と同等)
  • IOFSpc32:引数で指定されたドライブの空き容量の照会(32Bit 対応)
  • IOFSpc64:引数で指定されたドライブの空き容量の照会(64Bit 対応)
  • IOFTimes:引数で指定されたファイルのタイムスタンプ(ミリ秒)の照会

IOFuncEx.DLL には以下のようなオプションがあります。

  • /NM(NoMessage) :ファイル名の確認を促す MessageBox を表示しない (IOFTimesを除く全関数共通)
  • /ND(NoDialog) :ファイルコピー中のダイログを表示しない (Copy関数)
  • /OR(OverRide) :ファイルが存在しても上書きする(Copy関数およびMove関数)
  • /IE(IgnoreError) :エラーの確認を促す MessageBox を表示しない (FSpcおよびIOFTimesを除く全関数共通)
    /OR が指定されている場合、/OR が優先されるため、意味を持たない
  • /S (Subdirectory) :サブフォルダを処理対象とする (FSpcおよびIOFTimesを除く全関数共通)
  • /IF(IgnoreFile) :指定された名前(ワイルドカード不可)で始まるファイルを処理対象外とする (FSpcおよびIOFTimesを除く全関数共通)
    "MGLOCK""MGBAK""MGCNV" のように""で囲んで複数のファイルを指定可能
  • /IX(IgnoreeXt) :指定された名前(ワイルドカード不可)で始まる拡張子を持つファイルを処理対象外とする (FSpcおよびIOFTimesを除く全関数共通)
    "LCK""BAK" のように""で囲んで複数の拡張子を指定可能
  • /LOG="ファイル名" :エラーの発生内容をログファイルに書き出す (FSpcを除く全関数共通)
  1. ファイルの複写

    IOCopyEx (複写元ファイル名, 複写先ファイル名, オプション)
    IOCopyBt (複写元ファイル名, 複写先ファイル名, オーナ名, オプション)

    戻り値:処理したファイル数(4バイト整数型)

    ファイルサイズが大きなファイルを複写する場合、複写が終了するまで制御が戻りませんので、予めファイルサイズと転送時間を予測しておくことをお勧めします。

    ファイルを上書する場合、最終的な移動のみ失敗すると、移動先ファイル名で指定されたファイルは元の状態のままとなります。

  2. ファイル名の変更

    IOMoveEx (移動元ファイル名, 移動先ファイル名, オプション)
    IOMoveBt (移動元ファイル名, 移動先ファイル名, オーナ名, オプション)

    戻り値:処理したファイル数(4バイト整数型)

    ファイルを上書する場合、内部的には上書の対象となるファイルを削除してから移動します。そのため、最終的な移動のみ失敗すると、移動先ファイル名で指定されたファイ ルは存在しなくなります。
    処理速度を考慮して内部的にMoveFile命令を使用している為、ボリュームを跨る移動はできません。そのような場合、IOCopyxx()とIODelexx()を複合して使用してください。

  3. ファイルの削除

    IODeleEx (ファイル名, オプション)
    IODeleBt (ファイル名, オーナ名, オプション)

    戻り値:処理したファイル数(4バイト整数型)
    サブディレクトリを含めて削除した場合にもディレクトリはそのまま残ります。

  4. ファイルの存在の確認

    IOExstEx (ファイル名, オプション)
    IOExstBt (ファイル名, オーナ名, オプション)

    戻り値:処理したファイル数(4バイト整数型

  5. ファイルサイズの照会

    IOSizeEx (ファイル名, オプション)
    IOSizeBt (ファイル名, オーナ名, オプション)

    戻り値:処理したファイルのファイルサイズの合計(倍精度浮動小数点型)

    Windows API の仕様により、4バイト整数型で表現できないファイルは正しく計算できません。

  6. ディクス空き容量の照会(32Bit 対応)

    IOFSpace (ドライブ名, オプション)
    IOFSpc32 (ドライブ名, オプション)

    戻り値:指定したドライブの空き容量をバイトで表現(4バイト整数型)
    ドライブ名は C:\ のように \ まで記述してください。Windows API の仕様により、4バイト整数型で表現できないディスク容量は正しく計算できません。
    IOFSpace() は過去との互換性のために残していますので、できるだけ IOFSpc32() を使用してください。

  7. ディクス空き容量の照会(64Bit 対応)

    IOFSpc64 (パス名, オプション)

    戻り値: 指定したパスの空き容量をギガバイトで表現(倍精度浮動小数点型)

    パス名は C:\ のように \ まで記述してください。パス名は UNC 記述も可能です。Windows API の仕様により、Windows95 では OSR2 以降、WindowsNT では 4.0 以降の場合のみ実行可能です。

  8. 引数で指定されたファイルのタイムスタンプ(ミリ秒)の照会

    IOFTimes (パス名, 作成日時, アクセス日時, 更新日時, オプション)

    戻り値:更新日時
    エクスプローラなどにおいて一般的に表示されるのは、更新日時になります。
    更新日時以外の日時も取得したい場合、パラメータの作成日時、アクセス日時および更新日付を使用して取得できます。この場合、UDF 関数ではなく、コールユーザ PRC を使用する必要があります。

関数名が Bt で終わる関数の注意事項
これらの関数では Btrieve 7 のエクステンションファイルも処理対象に含む事ができます。例えば「BT7.DAT」「BT7.^01」というファイル名が存在する場合、引数のファイル名として「BT7.DAT」を指定すれば「BT7.^01」も処理対象となります。 ただし、Btrieve ファイルとして認識できない場合および Btrieve 7 より前のファイルフォーマットの場合には、エクステンションファイルを認識せずに、通常のファイルと同じ扱いをします。

これらの関数でもワイルドカードの処理は入っていますが、エクステンションファイルが先に処理される場合も考えられますので、ファイル名にワイルドカードを使用する場合には「*.DAT」のように指定し、拡張子にはワイルドカードを使用しないことをお勧めします。

これらの関数を有効に使用するには Btrieve 7 が起動できる環境が必要です。

Btrieve のエラーが発生した場合、通常のファイルと同様の扱いをします。

Ver 0.9 -> Ver 1.0 の変更点

  1. IOFTimes () 関数の追加
  2. xxBt () 関数においてファイルが Btireve 7 フォーマットの場合、ファイル名を引き継ぐことがあるトラブルの対応

Ver 0.8 -> Ver 0.9 の変更点

  1. IOFSpc## () 関数の追加
  2. xxBt () 関数においてファイルが Btireve 7 フォーマットの場合、パスが変更されるトラブルの対応
  3. ワイルドカード使用時に直前に処理をしたファイルの拡張子を引き継ぐことがあるトラブルの対応
  4. コンパイラを Visual C++ 6.0 に変更

Ver 0.7 -> Ver 0.8 の変更点

  1. /S オプションの追加
  2. /IF 及び /IX オプションの追加
  3. パス名に「\」がない場合の処理の追加
  4. パス名の認識に使用している関数をマルチバイト文字バージョンの関数に変更
  5. 内部的なダイアログ作成のタイミングの変更

VVer 0.6 -> Ver 0.7 の変更点

  1. /ND オプションの追加
  2. /IE オプションの追加
  3. /LOG オプションの追加

Ver 0.5 -> Ver 0.6 の変更点

  1. IOFSpace () 関数の追加
  2. IOSizeEx () および IOsizeBt () 関数のファイル名の確認を促す MessageBox においてファイルサイズを3桁毎に区切りながら表示
  3. Btrieve のエラー #1 が発生した場合、ステータスコードだけでなく、メッセージも表示
使用条件
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【著作権】
本ファイルに対しての著作権は、マジックソフトウェア・ジャパン株式会社が保有します。
【転載・配布条件】
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No 内 容 ファイル名 (サイズ/バイト) ダウンロード
1 IO関数拡張 UDF IOFuncEx.DLL Ver 1.0 iofunc10.lzh
(51,457)
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