複数プロジェクトの解析チュートリアル |
次のようなシナリオに基づいて、Magic Optimizer の一連の機能に触れてみましょう。
3つのMagic xpa のプロジェクトが次の図のような関係にあります。ED_DATAはデータソース定義や更新プログラムを一括管理するコンポーネント、ED_COMMONはモデルを一括管理するコンポーネントです。いま、このプロジェクト群のオブジェクトレベルの参照関係と、Magic xpa への移行に際しての注意事項を洗い出ししようとしています。
複数プロジェクト読込の説明を参照にして、4つのプロジェクトを読み込みます。
プロジェクトリストから、ED_DATAコンポーネントを選択し、[主プロジェクトにする]ボタンをクリックげます。
[現在の主プロジェクト]に、選択したプロジェクト名が表示されたことを確認しましょう。
[クロスリファレンス]メニューから[プログラム]アイコンを選択します.左ペインのプログラム一覧から'#5_SEL出荷先選択'を選択してみます。 右側のペインの表示をみると、このプログラムが1つの内部プログラムに加えて、ED_JUCHUの1つのプログラムから呼び出されていることが確認できます。
今度は、メインメニューから[主プロジェクト切替]を選択し、ED_COMMONコンポーネントを主プロジェクトに変更します。
[移行]メニューから[Magic xpa オンラインに]アイコンを選択してください。
左側のペインに、検出されたED_COMMONコンポーネントのMagic xpaでの非対応事項が列挙されています。指摘事項末尾の(数字)が対象オブジェクト数です。
[関数の変更]ノードから、[CtrlHWND,WinHWND]を選択してみます。右側のペインには、ローカルプロジェクトの対象モデルが表示されます.
引き続き、[Magic xpa オンラインに]指摘事項の右側のペインのローカルプロジェクトの対象モデルで右クリックして、クロスリファレンスを選択します.
クロスリファレンス画面にジャンプし(機能間ジャンプ)、該当関数が使用されている内外プロジェクトのオブジェクトが表示されます。 この関数(WinHWND)は、内部のプロジェクトのメインプログラムで定義されていることがわかります。 Magic xpaへの移行を行う際には、この関数の代替え処理を検討する必要があります。
機能間連携では、[移行]に加えて、[特性から逆引]、[文字列抽出]の諸機能から、
[クロスリファレンス][プログラムリポジトリ照会]へジャンプ可能です.
このように、Magic Optimizer を使用することで特定のプロジェクトについて探索した結果をもとに、複数プロジェクト間を串刺ししてクロスリファレンスし、外部プロジェクト群の
使用箇所を確認することができます.
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