Magic Mergeの利用

 

 

Magic Mergeは、Magic xpaプロジェクトの内部ソースファイルの ISN IDに依存しています。これは、最後にインポートされた以降に変更されたソースをもとに実行させる必要があることを意味しています。

インポート/エクスポートによって、ISN番号は再設定されます。このため、Magic Mergeは、古いISNと新しいISNを持つソースの差分を識別することができなくなります。

 

ユニークなISNを割り当てるために、各開発者毎にプロジェクトにユニークな VCProjectID を割り当てる必要があります。これは、プロジェクト(.edp)ファイルで以下の太字のように設定します。

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" standalone="no" ?>
  <Application>
     <_Project>
        <ProjectName val="prj1"/>
        <VCProjectID val="9"/>
        <VCActive val="Y"/>
        <WorkOffline val="N"/>
        <VCProjectName val="$/MagicTeamProject/prj1-SourceBranch">
        <VCProjectPath val="http://Server:8080/tfs/defaultcollection|Server\User">
        <SourceDirectory val="Source"/>
        <ExportsDirectory val="Exports"/>
        <GUID val="{5BB0C368-A07A-4486-95FC-5211B238130D}"/>
        <Version min="13010"/>
        <SourceVersion val="13010,00"/>
    </_Project>
 </Application>

 

VCProjectID の値が同じプロジェクト間では、マージは正しく行われません。

VCProjectID の値を変更した後で追加修正されたオブジェクトに対するマージ処理を行ってください。

VCProjectName は、TFSサーバからプロジェクトファイルを開く際の判別用に指定します。

マージツールは、どのタスクに変更や競合がが含まれているかを表示する[マージの概要]画面から始まります。

 

[競合の修正] ボタンをクリックすると、Merge のメイン画面が表示されます。

 

メニュー

 

 マージ

 マージされたソースビューを表示します。

 変更

 次/前に変更された行にジャンプします。

 競合

 解決しなければならない教護がある次/前の行にジャンプします。

 スクロール同期

 ビューの同期スクロールを有効/無効にします。

 分割表示、垂直分割、オリジナルソースも表示

 マージされた結果とマージされた分岐を表示するために表示形式を指定できます。

 紛失した参照先のチェック

 マージされた出力に、オブジェクトへの参照が削除された場合に発生する欠落した参照があるかどうかを確認します。マージ前にこのオプションを使用して明示的に検証することもできますが、そうでない場合はデフォルトですべてのマージ操作の前にこの検証が行われます。

 マージ

 ソースをマージします。

 ソース分岐バージョンを保持

 ターゲットの分岐の変更を無視して、ソース分岐をもとにマージします。

 ターゲットブランチを保持

 ソースの分岐の変更を無視し、ターゲット分岐をもとにマージします。

 再読込

 マージ ツールで行った変更をキャンセルし、元のソースを再読み込みします。このアクションは、変更をすべてキャンセルしてマージ処理を再度開始する場合に使用します。

 キャンセル

 マージ処理をキャンセルして終了します。このアクションでは、マージされた出力は生成されません。

  

紛失した参照をチェック

 マージ ツールでは、分岐の ソースからマージ出力に反映させたい変更点を選択できます。使用されているデータ項目がマージ前にマージ出力から削除された場合、マージはそのデータ項目を欠落した参照として表示します。

 

 

不足している参照が見つかった場合、Merge はその旨を通知し、不足している参照がすべて修正されるまで処理を一時停止します。


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