ホーム > Magic xpa > 旧Magicバージョン > V10製品情報 > 旧バージョンからの移行

旧バージョンからの移行

eDeveloper V10Magic eDeveloper V10

V10が持つ多様な先進機能を実現するため、V10の開発においてはMagicエンジンの根本的な再設計が行われました。
同時に、過去のバージョンとの互換性維持にも努めた結果、V9からV10への移行はたいへん容易に行うことができるようになっています。

移行パス

過去のバージョン(V4 ~ V9Plus) から V10 に移行する手順については、以下の通りとなります。

V10への移行パス

V10への移行は、V9Plus Ver9.4SP6a (およびそれ以降)のバージョンのリポジトリ出力形式ファイルを、V10添付の V9Plus コンバータにより、V10のプロジェクト形式に変換することにより行います。このため、MCFのバージョンにより、移行手順が異なります。

  • V9Plus V9.4SP6a およびそれ以降のバージョンの場合 (上図 ① のケース):
    1. V9Plus Ver 9.40J SP6a 以降で、アプリケーション全体をリポジトリ出力します。
    2. V10製品に添付のV9Plusコンバータプログラムを用いて、V10形式のプロジェクトに変換します。
  • V8.2 から V 9.40J SP3c までのMCFの場合 (上図 ② および ③ のケース): いったん V9Plus Ver 9.4J SP6a 以降に移行した上で、上記手順を行ってください。
  • V4 ~ V7 製品のMCFの場合 (上図 ④ のケース): まず V8.2 に移行し、更に V9Plus Ver 9.4J SP6a 以降に移行した上で、上記手順を行ってください。

移行のための旧バージョン

上記のように、V9Plus Ver9.4SP6a より以前のバージョンから V10 にアプリケーションを移行するには、V9Plus Ver9.4SP6a (あるいは、V8.2) が必要となります。Magic Studio V10 製品には、開発者の移行の便のために、V9Plus Ver9.4SP6a および V8.2K4SP2 の簡易版が同梱されています。

これらのバージョンは、移行目的のためだけに提供されますので、次のような制限があります。

  • 基本的に、リポジトリ入力と出力を行うためにだけ利用します。
  • 開発・実行機能も利用できますが、移行の確認と最小限必要な修正のためにだけ利用してください。アプリケーション単純移行の目的を超える、新しいアプリケーション開発や新しい機能の追加のために利用することは認められていません。
  • Web機能実行のためのモジュール類 (MRB、リクエスタ、ブラウザクライアントモジュール等)のインストール・設定は行われません。
  • 実運用環境で利用することは認められません。
  • 使用権は、ご購入になった Magic Studio V10製品に準ずるものとし、特定のPC1台にのみインストール可能です。